生産工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 生産工学
科目番号 0101 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 入門生産工学(入倉則夫・著)
担当教員 川村 壮司

到達目標

1.生産工学の基礎が理解できていること.
2.生産システムの最適化設計の考え方を理解できていること.
3.生産に関する計画,設計,開発,運用,評価などを理解できていること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生産工学について基礎的内容が正確に説明できる生産工学について基礎的内容が説明できる生産工学について基礎的内容が説明できない
評価項目2生産システムの最適化設計の考え方について正確に説明できる生産システムの最適化設計の考え方について説明できる生産システムの最適化設計の考え方について説明できない
評価項目3生産に関する計画,設計,開発,運用,評価などについて正確に説明できる生産に関する計画,設計,開発,運用,評価などについて説明できる生産に関する計画,設計,開発,運用,評価などについて説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる
JABEE (d-1) 説明 閉じる
JABEE (g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では,工場での生産活動において重要な内容について学習する.
また,LSIの製造工場で生産技術に関する業務を担当していた教員による実務経験を活かした内容となる.
キーワード:フロントローディング,コンピュータ支援,生産システム
授業の進め方・方法:
講義,レポート(適時),中間試験,定期試験
注意点:
試験は,関数電卓のみ持ち込み可.
なお,教科書,参考書,ノート,メモ等の持ち込みは不可.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 生産と生産システム
フォードの経営理念
生産工学の概要について理解する
2週 製品の企画
フレキシブル生産システム,SWOT 分析
製品の企画について内容を理解できる
3週 製品の設計
リバースエンジニアリング
製品の設計について内容を理解できる
4週 製品の設計
デジタルエンジニアリング
製品の設計について内容を理解できる
5週 製品の設計
フロントローディング,DFX
製品の設計について内容を理解できる
6週 生産の準備
リデザイン,サイクルタイム
生産の準備について内容を理解できる
7週 中間試験
8週 生産の準備
試験返却,設備投資,ライフサイクルコスト
生産の準備について内容を理解できる
2ndQ
9週 生産の準備
エコファクトリー,QCD,工場レイアウト
生産の準備について内容を理解できる
10週 生産の管理
P−Q 分析,アクティビティ相互関係図
生産の管理について内容を理解できる
11週 生産の管理
工程 FMEA ワークシート,QA ネットワーク
生産の管理について内容を理解できる
12週 生産の管理
ロバスト設計,工程能力
生産の管理について内容を理解できる
13週 生産の管理
実験計画法,工程フロー図
生産の管理について内容を理解できる
14週 生産の管理
作業標準,生産能力
生産の管理について内容を理解できる
15週 生産の管理
生産能力,トヨタ生産方式
生産の管理について内容を理解できる
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000