歴史学(リベラルアーツ)

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 歴史学(リベラルアーツ)
科目番号 0115 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 とくに指定しない。プリントを配布する。
担当教員 長峰 博之

到達目標

1.歴史上のさまざまな問題について考察し、理解できる。
2.歴史上のさまざまな問題についての自分の考えを述べることができる。
3.歴史的思考力を養い、自分で設定したテーマについて調査し、プレゼンテーションを行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1歴史上のさまざまな問題について考察し、正確に理解できる。歴史上のさまざまな問題について考察し、理解できる。歴史上のさまざまな問題について考察し、理解できない。
評価項目2歴史上のさまざまな問題についての自分の考えを正確に述べることができる。歴史上のさまざまな問題についての自分の考えを述べることができる。歴史上のさまざまな問題についての自分の考えを述べることができない。
評価項目3歴史的思考力を養い、自分で設定したテーマについて正確に調査し、プレゼンテーションを行うことができる。歴史的思考力を養い、自分で設定したテーマについて調査し、プレゼンテーションを行うことができる。歴史的思考力を養い、自分で設定したテーマについて調査し、プレゼンテーションを行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
歴史上、これまで議論が重ねられてきた問題をとりあげ、それに関するさまざまな見解を学ぶ。そのような作業を通じて、さまざまな社会的事象に思考し、自分の意見を述べる訓練をする。
授業の進め方・方法:
授業は配布プリントを中心に、受講者との議論を交えながら行う。授業ごとにリアクションペーパーを課す。受講者は歴史上の興味のあるテーマについて調査し、プレゼンテーションを行う。到達目標1~3、中間・期末2回の試験点80点、リアクションペーパー10点、プレゼンテーション10点の合計点(100点満点)が60%以上の場合、達成とする。
注意点:
歴史は暗記ではなく、思考する学問である。受講者にはさまざま論題について思考してもらい、議論してもらう。自分でテーマを設定して調査し、プレゼンテーションを行ってもらう。一つのものごとについて徹底的に調査し思考することを体感してほしい。また何よりも大切なことは、楽しみながら学ぶことである。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス:歴史学とは何か 左記内容を理解する
2週 蝦夷(エミシ/エゾ)・アイヌへのまなざし 左記内容を理解する
3週 琉球/沖縄史を読む 左記内容を理解する
4週 かくれる人々:潜伏/かくれキリシタン、かくれ念仏 左記内容を理解する
5週 「鎖国」とは何だったのか? 左記内容を理解する
6週 プレゼンテーション① 左記内容を理解する
7週 プレゼンテーション② 左記内容を理解する
8週 中間試験 左記内容を理解する
4thQ
9週 「世界史」と「日本史」が出会うとき 左記内容を理解する
10週 「14世紀の危機」、「近代世界システム論」、産業革命とその周辺 左記内容を理解する
11週 ソ連とは何だったのか? 左記内容を理解する
12週 北方領土問題についてちょっと考えてみよう 左記内容を理解する
13週 日本国憲法:護憲?改憲? 左記内容を理解する
14週 プレゼンテーション③ 左記内容を理解する
15週 プレゼンテーション④ 左記内容を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801000010100
基礎的能力801000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000