電気電子演習I

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電気電子演習I
科目番号 0005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 矢野健太郎・石原繁 編「問題集 基礎の数学」(裳華房)、高橋・増田著「わかりやすい電気基礎」(コロナ社)、安西 治、他4名共著「わかりやすい電気基礎トレーニングノート」(コロナ社)
担当教員 小林 康浩

到達目標

1.電気電子分野で重要となる数学(二次関数)について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。
2.電気電子分野で重要となる直流回路について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。
3.電気電子分野で重要となる数学(三角関数)について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。
4.電気電子分野で重要となる電流・磁気・静電気について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1数学の演算(二次関数)について理解し,基本的な計算問題を正確に解くことができる。数学の演算(二次関数)について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。数学の演算(二次関数)について理解し,基本的な計算問題を性悪に解くことができない。
評価項目2直流回路について理解し,基本的な計算問題を正確に解くことができる。直流回路について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。直流回路について理解し,基本的な計算問題を正確に解くことができない。
評価項目3数学の演算(三角関数)について理解し,基本的な計算問題を正確に解くことができる。数学の演算(三角関数)について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。数学の演算(三角関数)について理解し,基本的な計算問題を性悪に解くことができない。
評価項目4電流・磁気・静電気について理解し,基本的な計算問題を正確に解くことができる。電流・磁気・静電気について理解し,基本的な計算問題を解くことができる。電流・磁気・静電気について理解し,基本的な計算問題を正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気・電子工学を学ぶ上で必要となる数学的な知識(二次方程式、二次関数、三角関数)および直流回路、電流・磁気・静電気について、専門分野で実際に使えるようになることを主眼においた授業である。
授業の進め方・方法:
達成度の確認のために定期的に小テストを行うとともに、宿題ノートの提出を求める。学び合いや教え合いによる学習効果を期待して、グループワーク主とした授業を行う。
注意点:
授業後は必ず復習をして、分からないところは担当教員等に質問するなどして、確実に理解して習得するように心がけること。
備考:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、二次方程式 二次方程式に関する問題を解くことができる。
2週 二次方程式 二次方程式に関する問題を解くことができる。
3週 二次関数 二次関数に関する問題を解くことができる。
4週 二次関数の応用 二次関数の応用に関する問題を解くことができる。
5週 直流回路の計算(1) 直流回路に関する問題を解くことができる。
6週 直流回路の計算(2) 直流回路に関する問題を解くことができる。
7週 直流回路の計算(3) 直流回路に関する問題を解くことができる。
8週 直流回路の計算(4) 直流回路に関する問題を解くことができる。
4thQ
9週 三角比 三角比に関する問題を解くことができる。
10週 三角関数の計算 三角関数に関する問題を解くことができる。
11週 三角関数のグラフ 三角関数のグラフに関する問題を解くことができる。
12週 加法定理 加法定理に関する問題を解くことができる。
13週 電流・磁気・静電気の計算(1) 電流・磁気・静電気に関する問題を解くことができる。
14週 電流・磁気・静電気の計算(2) 電流・磁気・静電気に関する問題を解くことができる。
15週 電流・磁気・静電気の計算(3) 電流・磁気・静電気に関する問題を解くことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。1後1,後2,後3
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。1後1,後2,後3
簡単な連立方程式を解くことができる。1後1,後2,後3
無理方程式・分数方程式を解くことができる。1後1,後2,後3
1次不等式や2次不等式を解くことができる。1後1,後2,後3
恒等式と方程式の違いを区別できる。1後1
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。1後1,後2,後3
角を弧度法で表現することができる。1後4
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。1
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。1
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。1
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。1
一般角の三角関数の値を求めることができる。1
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路電荷と電流、電圧を説明できる。1
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。1
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。1
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。1
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。1
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。1

評価割合

小テスト中間試験定期試験課題提出ポートフォリオその他合計
総合評価割合60004000100
基礎的能力60004000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000