地理・歴史

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地理・歴史
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 世界史A(東京書籍)、明解世界史図説エスカリエ(帝国書院)
担当教員 長峰 博之

到達目標

1.世界の資源・産業・人種・民族・宗教の多様性を理解する。
2.世界の近現代史の流れを説明することができる。
3.地理・歴史的思考力を養い、現代の社会を客観的・相対的にとらえることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の資源・産業・人種・民族・宗教の多様性を正確に理解することができる。世界の資源・産業・人種・民族・宗教の多様性を理解することができる。世界の資源・産業・人種・民族・宗教の多様性を理解できない。
評価項目2世界の近現代史の流れを正しく説明することができる。世界の近現代史の流れを説明することができる。世界の近現代史の流れを説明することができない。
評価項目3地理・歴史的思考力を養い、正確に現代の社会を客観的・相対的にとらえることができる。地理・歴史的思考力を養い、現代の社会を客観的・相対的にとらえることができる。地理・歴史的思考力を養い、現代の社会を客観的・相対的にとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
正しい地理的・歴史的知識を習得し、地理・歴史的思考力を養い、社会を客観的・相対的にとらえる訓練をする。
授業の進め方・方法:
授業は配布プリントを中心に、おもに講義形式で行う。到達目標1~3、前期後期それぞれに実施する中間試験及び定期試験(計4回)において60%以上の得点により達成とする。
注意点:
地理・歴史は暗記科目ではないが、必要な地理・歴史的知識は修得してほしい。ただし、知識を習得したうえで思考することが肝要である。試験においては、基本的な地理・歴史的知識を問うと同時に、地理・歴史的史思考力を問う問題を課す。また何よりも大切なことは、地理・歴史を楽しみながら学ぶことである。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 東アジア世界① 左記内容を理解する
2週 東アジア世界② 左記内容を理解する
3週 東南アジア世界、南アジア世界 左記内容を理解する
4週 西アジア世界① 左記内容を理解する
5週 西アジア世界② 左記内容を理解する
6週 ヨーロッパ世界① 左記内容を理解する
7週 前期中間試験
8週 ヨーロッパ世界② 左記内容を理解する
2ndQ
9週 ヨーロッパ世界③ 左記内容を理解する
10週 南北アメリカ、アフリカ、ユーラシアの交流圏 左記内容を理解する
11週 中華帝国の繁栄と東アジア 左記内容を理解する
12週 西アジアと南アジア 左記内容を理解する
13週 16世紀のヨーロッパ 左記内容を理解する
14週 主権国家体制と世界商業 左記内容を理解する
15週 ヨーロッパとアメリカの諸革命① 左記内容を理解する
16週
後期
3rdQ
1週 ヨーロッパとアメリカの諸革命② 左記内容を理解する
2週 産業革命と世界市場の拡大 左記内容を理解する
3週 ウィーン体制とその崩壊 左記内容を理解する
4週 アジア世界の変容① 左記内容を理解する
5週 アジア世界の変容② 左記内容を理解する
6週 帝国主義の時代 左記内容を理解する
7週 アジア・アフリカの抵抗運動 左記内容を理解する
8週 後期中間試験
4thQ
9週 第一次世界大戦 左記内容を理解する
10週 ヴェルサイユ体制とアジアの抵抗 左記内容を理解する
11週 世界恐慌とファシズム 左記内容を理解する
12週 第二次世界大戦 左記内容を理解する
13週 戦後世界の形成とアジア・アフリカの民族運動 左記内容を理解する
14週 冷戦体制の動揺と終結 左記内容を理解する
15週 グローバル化と現代世界 左記内容を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000