高電圧工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 高電圧工学
科目番号 0014 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 電気学会大学講座「高電圧工学」オーム社
担当教員 小林 眞彦

到達目標

1.気体、液体、固体の絶縁破壊現象について説明できる
2.高電圧大電流の試験方法・測定方法について説明できる
3.高電圧機器の原理と構造を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1気体、液体、固体の絶縁破壊現象について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる. 気体、液体、固体の絶縁破壊現象について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.気体、液体、固体の絶縁破壊現象について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目2高電圧大電流の試験方法・測定方法について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる. 高電圧大電流の試験方法・測定方法について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.高電圧大電流の試験方法・測定方法について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目3高電圧機器の原理と構造について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.高電圧機器の原理と構造について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.高電圧機器の原理と構造について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.気体、液体、固体の絶縁破壊現象について学ぶ
2.高電圧大電流の試験方法・測定方法について学ぶ
3.高電圧機器の原理と構造について学ぶ
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
注意点:
自学自習は毎回課す課題を翌週までに行い、レポートを提出する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 静電界と電界解析法 静電界と電界解析法について理解できる
2週 気体の放電理論 気体の放電理論について理解できる
3週 気体中の放電形態 気体中の放電形態について理解できる
4週 液体絶縁物の絶縁破壊特性 液体絶縁物の絶縁破壊特性について理解できる
5週 固体絶縁物の絶縁破壊特性 固体絶縁物の絶縁破壊特性について理解できる
6週 高電圧試験の種類と発生方法 高電圧試験の種類と発生方法について理解できる
7週 大電流試験の種類と発生方法 大電流試験の種類と発生方法について理解できる
8週 中間試験 これまで学習した内容について理解できる。
4thQ
9週 中間試験の解説、直流高電圧測定の種類と原理 中間試験の解説、直流高電圧測定の種類と原理について理解できる
10週 交流・インパルス高電圧測定の種類と原理 交流・インパルス高電圧測定の種類と原理について理解できる
11週 大電流測定の種類と原理 大電流測定の種類と原理について理解できる
12週 がいし、ブッシング、電力ケーブル、開閉装置の種類とその構造 がいし、ブッシング、電力ケーブル、開閉装置の種類とその構造について理解できる
13週 避雷器、変圧器、コンデンサの種類とその構造 避雷器、変圧器、コンデンサの種類とその構造について理解できる
14週 雷の発生原理・形態とその保護方法 雷の発生原理・形態とその保護方法について理解できる
15週 高電圧絶縁試験の種類とその試験方法 高電圧絶縁試験の種類とその試験方法について理解できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000