コンピュータ入門

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 コンピュータ入門
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 切田節子他、「Microsoft Office 2013 を使った情報リテラシーの基礎」、近代科学社 (2014)
担当教員 小林 康浩

到達目標

1.コンピュータ基本用語を理解し、内容について説明できる。
2.アプリケーションソフトを使用して、基本的な文書作成ができる。
3.基礎的なプログラムを作成し、処理内容について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータ基本用語を理解し、内容について明確に説明でき、これに関する演習問題を正確に解くことができるコンピュータ基本用語を理解し、内容について説明でき、これに関する演習問題を解くことができるコンピュータ基本用語を理解し、内容について説明できず、これに関する演習問題を解くことができない
評価項目2アプリケーションソフトを使用して、発展的な文書作成ができるアプリケーションソフトを使用して、基本的な文書作成ができるアプリケーションソフトを使用して、文書作成ができない
評価項目3基礎的なプログラムを作成し、処理内容について明確に説明できる基礎的なプログラムを作成し、処理内容について説明できる基礎的なプログラムを作成し、処理内容について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ⑤ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータを扱うために必要な基本知識、基本用語、情報倫理、情報セキュリティの基礎について学ぶ。
講義は教科書をもとに、スライド資料と配付資料により行う。
授業の進め方・方法:
授業は講義(含む実習)形式。講義中に適宜、課題を与えます。
注意点:
・理解困難な点は随時学習相談に応じます。電子メールでも受付けます。
・試験時間は50分とし、教科書・参考書・電卓等の持ち込みは原則的に認めません。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要、ガイダンス(情報センタの利用、PC操作) 情報センタの利用方法、PCの基本操作を理解する
2週 ソフトウェア基本操作:OSの基本操作、アプリの基本操作 および セキュリティ教育 OSの基本操作、アプリの基本操作を理解する
3週 文書作成(1):文字入力、保存、終了、印刷、文字置換 文書作成における基本操作を理解する
4週 文書作成(2):段落、書式文字編集、脚注、表作成、図形作成 文書作成における段落、書式文字編集、脚注、表作成、図形作成を理解する
5週 文書作成(3):ヘッダ、フッタ、段組み、タブ、インデント、数式入力 文書作成におけるヘッダ、フッタ、段組み、タブ、インデント、数式入力を理解する
6週 表計算(1):データ入力、保存、終了、縦横の計算 表計算におけるデータ入力、保存、終了、縦横の計算を理解する
7週 表計算(2):書式設定、配置変更、印刷 表計算における書式設定、配置変更、印刷方法を理解する
8週 中間試験 これまでの範囲を理解する
2ndQ
9週 表計算(3):関数、グラフ作成、近似曲線 表計算における関数、グラフ作成、近似曲線作成方法を理解する
10週 プレゼンテーション(1):資料作成、保存、終了 プレゼンテーションにおける資料作成、保存、終了方法を理解する
11週 プレゼンテーション(2):編集、スライドショー プレゼンテーションにおける編集、スライドショーを理解する
12週 プレゼンテーション(3):資料作成の工夫 プレゼンテーションにおける資料作成の工夫を理解する
13週 プログラミング(1):マクロ処理 Excelのマクロ処理について理解する
14週 プログラミング(2):VBA Excel VBAのセルオートマトンについて理解する
15週 プログラミング(3):VBA Excel VBAのライフゲームについて理解する
16週 定期試験 これまでの範囲を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。1前1
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。1前14
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前5
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。1前3,前4
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。1前3,前4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している1前3,前4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。1前3,前4
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学基数が異なる数の間で相互に変換できる。1前14
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。1前14
システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。2前2
その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。3
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000