概要:
C言語を用いて、入出力命令、条件分岐命令や繰り返し命令を含んだ、基本的なプログラムを作成することができる。
また、プログラミングによるソフトウェア工学への基本的な応用方法を知識として理解できる。
(補足資料として,K-SEC情報リテラシー教材を使用)
授業の進め方・方法:
前半の45分は講義を行い、後半の45分は講義内容を理解するために実習を行う。また、講義の進捗に合わせて小レポートを実施し、学習成果を確認する。中間試験は行わず、代わりにプログラム課題を課す。
評価は期末試験50点、小レポートおよびプログラム課題50点で行う。
注意点:
与えられた課題は必ず提出期限までに提出すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
プログラムの編集、コンパイル及び実行 |
プログラムの編集、コンパイル及び実行が正しくできる
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2週 |
変数の使い方,データの入力と出力 |
変数の使い方が正しくできる,データの入出力が正しくできる
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3週 |
四則演算 |
四則演算子を用いて、計算式を正しく書くことができる
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4週 |
データ型とキャスト |
データ型を理解して、計算式を正しく書くことができる
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5週 |
if文による条件分岐 |
if文による条件分岐が行える
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6週 |
switch文による条件分岐 |
switc文による多分岐が行える
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7週 |
do文による繰り返し |
do文による繰り返しが使える
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8週 |
while文による繰り返し |
while文による繰り返しが使える
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2ndQ |
9週 |
for文による繰り返し |
for文による繰り返しが使える
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10週 |
多重ループ |
多重ループが使える
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11週 |
配列とfor文 |
for文を用いて配列変数の操作ができる
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12週 |
配列の操作 |
for文による繰り返しが使える
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13週 |
プログラミング基礎演習 |
変数,条件分岐,ループ,配列を用いて演算処理を行うプログラムを作成できる
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14週 |
プログラミングとコンピュータ |
C言語の特徴をコンピュータの仕組みや他のプログラミング言語と比較しながら説明できる
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15週 |
(定期試験) |
(理解度を確認する)
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16週 |
試験返却、解説、プログラミングと情報数学 |
情報数学・情報理論の基礎を理解し,プログラミングとのつながりを説明できる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
関数 |
関数の引数と戻り値を理解し、簡単な関数を設計することができる
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2週 |
数学関数,再帰関数 |
組み込みの数学関数を使うことができる.再帰処理を理解し,簡単な再帰関数を作ることができる.
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3週 |
関数形式マクロ |
関数形式マクロが作れる
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4週 |
文字列 |
文字,文字列の概念を理解し,これを用いてプログラミングできる
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5週 |
文字列の操作 |
文字列操作ができる
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6週 |
ポインタ |
ポインタの基本を理解し、プログラミングできる
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7週 |
ポインタと関数 |
関数でポインタを用いることができる
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8週 |
ポインタと配列 |
ポインタと配列の関係について理解し、プログラミングできる
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4thQ |
9週 |
構造体 |
構造体を理解しプログラミングできる
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10週 |
複雑な構造体 |
入れ子構造になった構造体の用いることができる
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11週 |
ファイル操作 |
ファイルに対して基本的な入出力ができる
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12週 |
ファイル操作の応用 |
ファイル入出力をプログラム処理に組み込むことができる
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13週 |
プログラミング応用演習 |
関数,ポインタ,構造体を必要に応じて組み込み,数値計算結果を出力するプログラミングができる
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14週 |
コンピュータと誤差 |
数値の表現方法と誤差の関係を理解できる.
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15週 |
コンピュータシステムとアプリケーションソフトウェア |
システム設計およびデータベース技術の基本を理解できる
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16週 |
定期試験 |
理解度を確認する
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | |
変数の概念を説明できる。 | 3 | |
データ型の概念を説明できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 3 | |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 3 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 1 | |
コンピュータシステム | WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 2 | |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 2 | |
情報数学・情報理論 | 論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。 | 2 | |
離散数学に関する知識をアルゴリズムの設計、解析に利用することができる。 | 2 | |
コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを説明できる。 | 2 | |
コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。 | 2 | |
その他の学習内容 | データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。 | 2 | |
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。 | 2 | |