概要:
電気回路、論理回路、通信工学、システム設計、機械工作の基礎を中心に学習する。
授業の進め方・方法:
学生は12班に分けられ、ガイダンス時に示すローテーション表に従って実験テーマを受講する。各実験テーマの担当教員の指示に従って実験を行う。
注意点:
・各テーマの実験を行う前に、十分な予習をしておくこと。
・実験時間内に与えられたテーマを全て実験し、結果を指導教員に口頭で報告すること。報告された結果に応じて、指導教員より個々に質問や考察テーマが与えられる。
・実験時間終までに報告書を作成し、指導教員に提出・確認を受けること。
・欠席等により実験に参加できなかった場合は、担当教員の指示を受け、後日個人で実験すること。
・最終的な成績は、全テーマの実験をすべて出席することを最低限の条件として60点以上とし、実験を欠席した場合(公欠を除く)には合格(60点以上)にはならないので注意すること。※やむを得ない事情で実験を欠席する場合には、事前に担当教員に連絡すること。
(2024/4/10 「授業の進め方・方法」、「注意点」の一部を修正)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス
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各実験の目的、進み方、スケジュールについて理解する。
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2週 |
直流電源装置の取扱い(1) |
直流電源装置の取扱いを学習することができる。
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3週 |
直流電源装置の取扱い(2) |
直流電源装置の取扱いを学習することができる。
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4週 |
直流基本回路の測定(1) |
直流基本回路を測定することができる。
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5週 |
直流基本回路の測定(2) |
直流基本回路を測定することができる。
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6週 |
論理回路(1) |
基本的な論理回路を理解することができる。
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7週 |
論理回路(2) |
基本的な論理回路を理解することができる。
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8週 |
レポート作成の指導 |
これまでの実験内容についてのレポート作成の方法について学習することができる。
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2ndQ |
9週 |
オシロスコープ・発振器の取扱い(1) |
オシロスコープ・発振器の取扱いを理解することができる。
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10週 |
オシロスコープ・発振器の取扱い(2) |
オシロスコープ・発振器の取扱いを理解することができる。
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11週 |
オシロスコープ・発振器の取扱い(3) |
オシロスコープ・発振器の取扱いを理解することができる。
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12週 |
LCR共振回路の測定(1) |
LCR共振回路の測定を行うことができる。
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13週 |
LCR共振回路の測定(2) |
LCR共振回路の測定を行うことができる。
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14週 |
変形電圧の測定 |
変形電圧の測定を行うことができる。
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15週 |
レポート作成の指導 |
レポート作成の方法について学習することができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
各実験の目的、進み方、スケジュールについて理解する。
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2週 |
機械工作演習(1) |
旋盤の操作の基礎を理解することができる。
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3週 |
機械工作演習(2) |
旋盤の操作の基礎を理解することができる。
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4週 |
機械工作演習(3) |
仕上げ工程の基礎を理解することができる。
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5週 |
機械工作演習(4) |
仕上げ工程の基礎を理解することができる。
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6週 |
機械工作演習(5) |
溶接の基礎を理解することができる。
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7週 |
機械工作演習(6) |
溶接の基礎を理解することができる。
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8週 |
レポート作成の指導 |
これまでの実験内容についてのレポート作成の方法について学習することができる。
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4thQ |
9週 |
マイコン設計(1) |
Pythonプログラムの基礎とマイコンプログラミングの基礎を理解することができる。
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10週 |
マイコン設計(2) |
Pythonプログラムの基礎とマイコンプログラミングの基礎を理解することができる。
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11週 |
マイコン設計(3) |
Pythonプログラムの基礎とマイコンプログラミングの基礎を理解することができる。
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12週 |
マイコン設計(4) |
Pythonプログラムによるマイコンの応用プログラミングが実装できる。
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13週 |
マイコン設計(5) |
Pythonプログラムによるマイコンの応用プログラミングが実装できる。
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14週 |
マイコン設計(6) |
Pythonプログラムによるマイコンの応用プログラミングが実装できる。
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15週 |
レポート作成の指導 |
レポート作成の方法について学習することができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 2 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 2 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 2 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 2 | |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 2 | |
共振について、実験結果を考察できる。 | 2 | |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 2 | |
情報系分野(実験・実習能力) | 情報系分野(実験・実習能力) | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 1 | |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 3 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 2 | |
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。 | 2 | |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 1 | |