電気回路Ⅳ

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気回路Ⅳ
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 早川他著 「専修学校教科書シリーズ1 電気回路(1)」 コロナ社阿部他著 「専修学校教科書シリーズ2 電気回路(2)」 コロナ社
担当教員 北野 達也

到達目標

1.三相交流回路の計算ができること。
2.ひずみ波交流を含む計算ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1三相交流回路について説明でき、これに関する平易な問題を正確に解くことができる。三相交流回路について説明でき、これに関する平易な問題を解くことができる。三相交流回路について説明できず、これに関する平易な問題を解くことができない。
評価項目2ひずみ波交流について説明でき、これに関する平易な問題を正確に解くことができる。ひずみ波交流について説明でき、これに関する平易な問題を解くことができる。ひずみ波交流について説明できず、これに関する平易な問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
三相交流回路およびひずみ波交流について学ぶ。




授業の進め方・方法:
授業方法は講義と演習を組み合わせて行う。
授業内容に応じて演習問題を課題として出し,解答の提出を求める。
注意点:
学年末試験後の再試験実施対象者については,試験返却時に別途申し伝える。
電気回路Ⅰ~Ⅲの知識は習得済みとして講義を進める。
理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 多相(三相)交流 多相(三相)交流について理解する。
2週 三相電源と負荷 三相電源と負荷について理解する。
3週 平衡三相回路  平衡三相回路について理解する。
4週 Δ形回路とY形回路との変換 Δ形回路とY形回路との変換について理解する。
5週 不平衡三相回路 Y形起電力と不平衡Y形負荷 不平衡三相回路 Y形起電力と不平衡Y形負荷について理解する。
6週 不平衡三相回路 Δ形起電力と不平衡Δ形負荷 不平衡三相回路 Δ形起電力と不平衡Δ形負荷について理解する。
7週 三相交流回路の電力 三相交流回路の電力について理解する。
8週 後期中間試験 これまでの範囲を理解する
4thQ
9週 非正弦周期波(ひずみ波)とフーリエ級数展開・係数の求め方 非正弦周期波(ひずみ波)とフーリエ級数展開・係数の求め方について理解する。
10週 特殊波形のフーリエ級数展開 特殊波形のフーリエ級数展開について理解する。
11週 フーリエ級数展開形式 フーリエ級数展開形式について理解する。
12週 調波合成、ギブスの現象 調波合成、ギブスの現象について理解する。
13週 非正弦波交流回路 実効値とひずみ率 非正弦波交流回路 実効値とひずみ率について理解する。
14週 非正弦波交流回路 電力、等価正弦波 非正弦波交流回路 電力、等価正弦波について理解する。
15週 三相交流回路における高調波 三相交流回路における高調波について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。2
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。2
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。2
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。2
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。2
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。2
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。2
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。2
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。2
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。2
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。2
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。2
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000