電気電子創造実験

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気電子創造実験
科目番号 0038 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布テキスト
担当教員 鈴木 真ノ介,今成 一雄,北野 達也,渡邉 達男,井上 一道

到達目標

1.各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を説明できる
2.実験機器を正しく操作し,各テーマの実験を正しく実施できる
3.得られた結果を評価して,問題点並びに解決策を考察・提案できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を明確に説明・報告ができる各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を説明・報告ができる各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を明確に説明・報告ができない
評価項目2実験機器を正しく操作し,各テーマの実験を正しく実施でき,明確に説明・報告できる実験機器を正しく操作し,各テーマの実験を正しく実施でき,説明・報告できる実験機器を正しく操作し,各テーマの実験を正しく実施できず,説明・報告できない
評価項目3得られた結果を評価して,問題点並びに解決策を考察・提案でき,明確に報告できる得られた結果を評価して,問題点並びに解決策を考察・提案でき,報告できる得られた結果を評価して,問題点並びに解決策を考察・提案できず,報告できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる
JABEE (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
各コースで準備された12の実験テーマを,班毎にローテーションして実施する.
01. A(環境エネルギーコース):力学量の測定
02. B(環境エネルギーコース):プランク定数の測定
03. C(環境エネルギーコース):変圧器
04. D(環境エネルギーコース):直流分巻発電機
05. E(制御コース)     :DSPによる信号処理
06. F(制御コース)     :プログラマブルロジックコントローラ,ロボットアーム制御
07. G(制御コース)     :コンピュータによる制御システムの解析
08. H(制御コース)     :制御システムの周波数応答
09. I(情報・通信コース)  :1石トランジスタアンプの設計
10. J(情報・通信コース)  :変調復調回路の特性(AM,FM)
11. K(情報・通信コース)  :論理回路の設計(FPGA)
12. L(情報・通信コース)  :AD/DA 変換の特性測定
授業の進め方・方法:
1. 各テーマの実験を行う前に十分な予習をしておくことが求められる
2. 指導教員の指導を受け,テキストを参照しながら実験を進める
3. 定められた期日までに実験報告書を提出する
注意点:
理解困難な点は随時学習相談に応じる.電子メールでも受け付ける.欠席等により実験に参加できなかった場合は後日,各個人で実験する.必合格科目である

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実験の位置付けを理解する
レポートの作成方法について理解する
2週 実験1回目 実験1回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
3週 実験2回目 実験2回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
4週 実験3回目 実験3回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
5週 実験4回目 実験4回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
6週 実験5回目 実験5回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
7週 実験6回目 実験6回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
8週 レポート指導 レポートの書き方について理解する
2ndQ
9週 実験7回目 実験7回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
10週 実験8回目 実験8回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
11週 実験9回目 実験9回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
12週 実験10回目 実験10回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
13週 実験11回目 実験11回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
14週 実験12回目 実験12回目のテーマについて目的・原理・実験方法・実験結果について理解する
15週 レポート指導 レポートの書き方について理解する
16週  

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報数学・情報理論コンピュータ向けの主要な数値計算アルゴリズムの概要や特徴を説明できる。2
分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。3
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。3
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。3
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。3
論理回路の動作について実験結果を考察できる。3
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。3
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。3
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。3
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00030070100
基礎的能力0000000
専門的能力00030070100
分野横断的能力0000000