英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Insights2018(金星堂), Listening Explorer for the TOEIC Test(成美堂)
担当教員 関根 健雄

到達目標

1.新しい文法事項・構文を習得し,使用できる。
2.語彙を増やし,使用できる。
3.時事的な内容の英文を読み、質問に答えることができる。
4.日常生活に役立つ表現・語彙を聞き取り,関連する問いに答えることができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文記事で使用される単語・表現を正確に理解し、活用することができる。英文記事に使用される単語・表現を理解し、活用することができる。英文記事に使用される単語・表現を理解し、活用することができない。
評価項目2英文の内容を読み取り、内容に関する質問に正確に答えることができる。英文の内容を読み取り、内容に関する質問に答えることができる。英文の内容を読み取り、内容に関する質問に答えることができない。
評価項目3日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを正確に聞き取り、それらに対する質問に正確に答えられる。日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを聞き取り、それらに対する質問に答えられる。日常生活の様々な状況で用いられる英語での会話・アナウンスを聞き取れず、それらに対する質問に答えることもできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
様々な分野のニュース記事を英文で取り上げた教科書を使用し、生きた英語を学ぶとともに、読解力と必要な文法を身につけることを第一の目標とする。また、日常生活の様々な場面で用いられる表現を、TOEICの問題を用いてリスニングを行い、リスニング能力の向上とともに、TOEICに対する動機づけやスコア向上を図る。授業では、英文記事の内容を深く理解できるよう、事前にプリントを配布し、自主学習を促す。さらに、授業中にはペアワークやグループワーク等の学生同士の協働作業を取り入れ、互いに教え合うことができる授業体制をとることで、英語学習へのバリアの低減、効率化を図る。
授業の進め方・方法:
・英文記事を通して1・2年次の英文法の復習をするとともに、問題などを通じて、英文法の知識や理解を更に深める。
・TOEICの実践問題に取り組むことでリスニング能力の向上、語彙の増加、学習内容の定着をはかる。
・テキストの音読、ペアワーク、グループワークなどを取り入れ、英語の運用能力を高める。         
・英文記事の題材・話題に興味を持たせるためのペアワークやグループワークを写真やイラスト等を用いて行う。           
 ・英文記事は、自主学習等でまずは各自で大意を理解し質問に答える。その後、文法事項等の確認を行い、読解力の伸長を図る。
注意点:
・予習・復習などの事前・事後の自学自習を必ず行い,授業には辞書を持参すること(電子辞書の使用も可)。
・授業中の飲食(ガムを含む),ゲーム機・音楽機器の使用を禁止する。また特別な指示のない限り,携帯電話・スマートフォンの使用は認めない。
・この授業計画は予定であり,学習状況によって進度や内容を変更する場合は随時授業等で連絡する。
・評価については、①前・後期中間試験,定期試験、その他授業中に行うテストの成績(約70%)、②授業中の小テスト・活動・課題等(約20%)、③TOEIC得点(約10%)で評価する。この割合は変更する場合がある。その場合は随時で連絡する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Chapter 1 Give Me an Objective Opinion
・技術や社会問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
2週 Chapter 1 Give Me an Objective Opinion
Chapter 1 College
・技術や社会問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・多義語Ⅰ,Whatの質問,人の紹介
3週 Chapter 1 Give Me an Objective Opinion
Chapter 2 Office
・技術や社会問題に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。 
・多義語Ⅱ、勧誘表現、社内アナウンス
4週 Chapter 2 Antenna Shop, Symbols of Local Regions
Chapter 3 Restaurant
・経済に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。 
・多義語Ⅲ、提案表現、レストランの案内
5週 Chapter 2 Antenna Shop, Symbols of Local Regions
Chapter 4 Hotel
・文化に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・多義語Ⅳ、依頼表現、ホテルの案内
6週 Chapter 2 Antenna Shop, Symbols of Local Regions
Chapter 5 Airport
・文化に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・多義語Ⅴ、断る表現、空港のアナウンス
7週 Chapter 3 New Customers from Abroad
Chapter 6 REVIEW 1
・文化や国際問題に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・Chapter 1~5の復習
8週 前期中間試験(90分)
2ndQ
9週 答案返却と説明, 内容の復習  
Chapter 3 New Customers from Abroad
・文化や国際問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
10週 Chapter 5 Try Minimalism  
Chapter 7 Supermarket
・文化や哲学に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。         
・同音異義語Ⅰ,Whoの質問,店内アナウンス
11週 Chapter 5 Try Minimalism    
Chapter 8 Hospital
・文化や哲学に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。    
・同音異義語Ⅱ、Whenの質問、診療所からの電話
12週 Chapter 5 Try Minimalism          
Chapter 7 Race Against the Clock          Chapter 9 Train Station
・文化や哲学、社会や経済に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・同音異義語Ⅲ、Whereの質問、車内アナウンス
13週 Chapter 7 Race Against the Clock       
Chapter 10 Post Office
・社会や経済に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。
・同音異義語Ⅳ、Whyの質問、留守番電話
14週 Chapter 7 Race Against the Clock        Chapter 11 Art Museum/Chaper 12 REVIEW 2 ・社会や経済に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・同音異義語Ⅴ、Whichの質問、美術館の案内/Chapter 7~11の復習
15週 前期定期試験(90分)
16週 答案返却と説明, 内容の復習
Chapter 11 Urban-Style Aquariums  
・建築や社会に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
後期
3rdQ
1週 Chapter 11 Urban-Style Aquariums           
Chapter 13 Studying Abroad
・建築や社会に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。             
・注意すべき単語Ⅰ,選択疑問文,保険の案内      
2週 Chapter 11 Urban-Style Aquariums
Chapter 14 Business Trip
・建築や社会に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・注意すべき単語Ⅱ、付加疑問文、ビジネスレポート
3週 Chapter 12 Save the World's Plants
Chapter 15 Sightseeing
・環境に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。     
・注意すべき単語Ⅲ、特殊な疑問文、名所のガイド      
4週 Chapter 12 Save the World's Plants
Chapter 16 Music
・環境に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。                 
・注意すべき単語Ⅳ、肯定文、ラジオ番組          
5週 Chapter 12 Save the World's Plants          
Chapter 15 How Convenient Is a Digital House?
Chapter 17 Sports
・環境、技術に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。          
・注意すべき単語Ⅴ、命令文、サプリの宣伝  
6週 Chapter 15 How Convenient Is a Digital House?        Chapter 18 REVIEW 3 ・技術に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・Chapter 13~17の復習
7週 Chapter 15 How Convenient Is a Digital House?             ・技術に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
8週 後期中間試験(90分)
4thQ
9週 答案返却と説明, 内容の復習  Chapter 16 You Might Be Deceived ・教育や国際問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
10週 Chapter 16 You Might Be Deceived  
Chapter 19 Weather
・教育や国際問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・似たつづりの単語Ⅰ,意外な応答Ⅰ,天気予報
11週 Chapter 16 You Might Be Deceived         
Chapter 17 A Countermeasure against Dwindling Future
Chapter 20 Global Warming
・教育や国際問題、技術や農業に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・似たつづりの単語Ⅱ、意外な応答Ⅱ、講演者の紹介
12週 Chapter 17 A Countermeasure against Dwindling Future  
Chapter 21 Car Society
・技術や農業に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。
・似たつづりの単語Ⅲ,意外な応答Ⅲ,新車の宣伝
13週 Chapter 17 A Countermeasure against Dwindling Future  
Chapter 22 SNS
・技術や農業に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・似たつづりの単語Ⅳ、意外な応答Ⅳ、乗客への注意
14週 Chapter 20 A Step Forward to Become Yourself
Chapter 23 Nursing Care
・人権問題に関する英文を読み、内容を理解し質問に答えることができる。           
・似たつづりの単語Ⅴ,意外な応答Ⅴ,介護施設の案内
15週 Chapter 20 A Step Forward to Become Yourself
Chapter 24 REVIEW 4
・人権問題に関する英文で用いられる単語や文法を理解し質問に答えることができる。      
・Chapter 19~23の復習
16週 後期定期試験(90分)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000