環境エネルギー工学実験

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 環境エネルギー工学実験
科目番号 0044 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 担当教員の配布するテキスト
担当教員 田中 昭雄,渡邉 達男,久保 和良,平田 克己,大島 心平,飯島 洋祐,井上 一道,秋元 祐太朗,干川 尚人

到達目標

1.各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を説明てきる.
2.実験機器を正しく操作し,各テーマの実験を正しく実施てきる.
3.得られた結果を評価して,問題点並びに解決策を考察・提案てきる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を正確に説明できる各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を説明できる各テーマの基本的な実験・計測・評価方法の内容を説明できない
評価項目2実験機器を正しく操作し、各テーマの実験を正しく正確に実施できる.実験機器を正しく操作し、各テーマの実験を正しく実施できる.実験機器を正しく操作できず、各テーマの実験を正しく実施できない.
評価項目3得られた結果を評価し、多角的な視点により問題点並びに解決策を考察・提案できる得られた結果を評価して,問題点並びに解決策を考察・提案できる得られた結果を評価できない。また、問題点並びに解決策を考察・提案できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる
JABEE (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
環境共生エネルギーコース配属学生の実験(必合格科目)である.
授業の進め方・方法:
7つの実験テーマを,班毎にローテーションして実施する.
No.テーマ名               週   担当教員
1. 放射線計測              2週  渡辺
2. 交流機の特性測定           2週  秋元
3. 太陽光・風力発電の発電量評価     2週  秋元
4. 太陽光・風力発電の屋内模擬評価    2週  秋元
5. ホール効果の特性測定         2週  田中
6. 系統連系保護リレー装置の特性測定   1週  田中
7. 商用周波高電圧試験の特性測定     1週  田中
注意点:
各実験報告書の評価平均を評価とする.
評価にあたっては,全ての実験報告書か期限内に提出されている事か必須条件である.
定期試験は原則として実施しない.
各テーマの実験を行う前に,十分な予習をしておく事が求められる.
理解困難な点は随時学習相談に応しる.電子メールでも受け付ける.
欠席等により実験に参加てきなかった場合は後日,各個人で実験する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 各実験の内容、注意事項について理解する
2週 放射線計測(1) 放射線計測の目的・原理・実験結果について理解する
3週 放射線計測(2) 放射線計測の目的・原理・実験結果について理解する
4週 交流機の特性測定: 誘導機 誘導機の特性測定の目的・原理・実験結果について理解する
5週 交流機の特性測定: 同期機 同期機の特性測定の目的・原理・実験結果について理解する
6週 太陽光発電の発電量評価 太陽光発電の発電量評価の目的・原理・実験結果について理解する
7週 風力発電の発電量評価 風力発電の発電量評価の目的・原理・実験結果について理解する
8週 太陽光の屋内模擬評価 太陽光発電の屋内模擬評価の目的・原理・実験結果について理解する
2ndQ
9週 風力発電の屋内模擬評価 風力発電の屋内模擬評価の目的・原理・実験結果について理解する
10週 ホール効果の特性測定(1) ホール効果の特性測定の目的・原理・実験結果について理解する
11週 ホール効果の特性測定(2) ホール効果の特性測定の目的・原理・実験結果について理解する
12週 系統連系保護リレー装置の特性測定 系統連系保護リレー装置の特性測定の目的・原理・実験結果について理解する
13週 商用周波高電圧試験の特性測定 商用周波高電圧試験の特性測定の目的・原理・実験結果について理解する
14週 レポート作成 実験結果を踏まえたレポートの作成方法について理解する
15週 レポート作成 実験結果を踏まえたレポートの作成方法について理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電力三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。4
誘導機の原理と構造を説明できる。4
同期機の原理と構造を説明できる。4
電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。4
原子力発電の原理について理解し、原子力発電の主要設備を説明できる。4
その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。4
電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて説明できる。4
計測SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。4
指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000