計算機工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 計算機工学
科目番号 0081 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 計算機システム(第2版),春日 健,舘泉雄治,コロナ社 および K-SEC教材
担当教員 石原 学

到達目標

1.コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路の説明ができること。
2.コンピュータの中核をなすCPUとメモリからなる内部構造について、その構成法および制御方法を説明できること。
3.外部メモリや入出力機器を含めたコンピュータシステムについて説明できること。
4.コンピュータとネットワーク等について説明できること。
それぞれの到達目標について到達できたことを確認する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路について自発的に各種調査し、説明することが出来る。資料を用いずに、説明することが出来る。教科書等を使っても説明できない。
コンピュータの中核をなすCPUとメモリからなる内部構造について自発的に各種調査し、説明することが出来る。資料を用いずに、説明することが出来る。教科書等を使っても説明できない。
外部メモリや入出力機器を含めたコンピュータシステムについて自発的に各種調査し、説明することが出来る。資料を用いずに、説明することが出来る。教科書等を使っても説明できない。
コンピュータとネットワーク等について自発的に各種調査し、説明することが出来る。資料を用いずに、説明することが出来る。教科書等を使っても説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
計算機システムについて講義する。
授業の進め方・方法:
計算機システムについて講義する。演習問題等を自分で解き、内容を理解すること。
達成目標1-4:中間試験および定期試験での関連問題および自学自習レポートにおいて60%以上の得点により達成とする。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施します。
注意点:
1.中間試験(40%)、定期試験(40%)および自学自習レポートその他について20%で評価する。
2.2/3以上の自学自習レポート(事前・事後学習成果)の提出を必須とする。自学自習レポートのテーマについては、授業内容・方法に記述している。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンピュータの概要
(教科書1章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる)
コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路の説明ができること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書1章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる)
2週 コンピュータでのデータ表現
(教科書2章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路の説明ができること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書2章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
3週 ブール代数とディジタル回路
(教科書3章「1-6」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路の説明ができること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書3章「1-6」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
4週 順序回路
(教科書3章「7-12」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路の説明ができること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書3章「7-12」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
5週 2進演算と算術回路
(教科書4章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの基本概念や,ディジタル回路や論理回路の説明ができること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書4章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
6週 アーキテクチャ
(教科書5章「1-3」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの中核をなすCPUとメモリからなる内部構造について、その構成法および制御方法を説明できること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書5章「1-3」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
7週 アーキテクチャ2
(教科書5章「4-6」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの中核をなすCPUとメモリからなる内部構造について、その構成法および制御方法を説明できること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書5章「4-6」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
8週 中間試験 中間試験までの範囲を自学する
4thQ
9週 メモリ
(教科書6章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータの中核をなすCPUとメモリからなる内部構造について、その構成法および制御方法を説明できること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書6章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
10週 インタフェース
(教科書7章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
外部メモリや入出力機器を含めたコンピュータシステムについて説明できること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書7章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
11週 周辺装置
(教科書8章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
外部メモリや入出力機器を含めたコンピュータシステムについて説明できること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書8章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
12週 ソフトウェア
(教科書9章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータとネットワーク等について説明できること。情報セキュリティ対策について説明できる。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書9章の演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
13週 ネットワーク
(教科書10章「1-7」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータとネットワーク等について説明できること。アクセス制限やパスワード認証について説明できる。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書10章「1-7」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
14週 ネットワーク2
(教科書10章「7-18」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
コンピュータとネットワーク等について説明できること。ネットワーク上の攻撃について説明できる。事前・事後学習としてレポートを実施します。(教科書10章「7-18」までの演習問題を解く。この章・節で興味のある事項について3項目以上を調査しまとめる。)
15週 総合解説
(今までの学習で興味のある項目についてまとめる。)
コンピュータとネットワーク等について説明できること。事前・事後学習としてレポートを実施します。(今までの学習で興味のある項目についてまとめる。)
16週 計算機工学の内容について纏める 計算機工学の内容に再確認をする。事前・事後学習としてレポートを実施します。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000