電気法規

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電気法規
科目番号 0103 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 竹野正二「電気法規と電気施設管理」東京電機大学出版局
担当教員 田中 昭雄

到達目標

1.電気事業法の目的や電気事業の種類について説明できる
2.電気工作物の種類や保安の考え方について説明できる
3.電気事故報告せねばならない場合について説明できる
4.自家用電気工作物の設置者に課す義務について説明できる
5.電気設備技術基準の基本事項について説明できる
6.電力負荷特性を示す数値について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気事業法の目的や電気事業の種類について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.電気事業法の目的や電気事業の種類について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.電気事業法の目的や電気事業の種類について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目2電気工作物の種類や保安の考え方について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.電気工作物の種類や保安の考え方について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.電気工作物の種類や保安の考え方について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目3電気事故報告せねばならない場合について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.電気事故報告せねばならない場合について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.電気事故報告せねばならない場合について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目4自家用電気工作物の設置者に課す義務について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.自家用電気工作物の設置者に課す義務について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.自家用電気工作物の設置者に課す義務について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目5電気設備技術基準の基本事項について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.電気設備技術基準の基本事項について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.電気設備技術基準の基本事項について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目6電力負荷特性を示す数値について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.電力負荷特性を示す数値について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.電力負荷特性を示す数値について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (a) 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる
JABEE (b) 説明 閉じる
JABEE (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.電気事業法の目的や電気事業の種類について学ぶ。
2.電気工作物の種類や保安の考え方について学ぶ。
3.電気事故報告せねばならない場合について学ぶ。
4.自家用電気工作物の設置者に課す義務について学ぶ。
5.電気設備技術基準の基本事項について学ぶ。
6.電力負荷特性を示す数値について学ぶ。
授業の進め方・方法:
この科目は学習単位科目のため、事前事後学習としてレポートを実施します。
1. 授業方法は講義を中心とする。授業中に演習問題を解かせることもある。
2. 演習問題を課題として出し、解答の提出を求めることもある。
注意点:
・電気主任技術者認定に必要な科目であるため、相当するレベルの講義、問題を行うことを理解すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電気関係法規の体系及び必要性 【事前学習】電気関係法規の体系について調べておく
【事後学習】電気関係法規の体系及び必要性について理解する
2週 電気事業の種類と特質 【事前学習】電気事業の種類について調べておくこと
【事後学習】電気事業の種類と特質について理解する
3週 電気事業法の目的と事業規制 【事前学習】電気事業法の目的と事業規制の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気事業法の目的と事業規制について理解する
4週 事業規制(続き)、計量法、電源三法 【事前学習】事業規制(つづき)、計量法、電源三法の目的について予習しておくこと
【事後学習】事業規制(つづき)、計量法、電源三法について理解する
5週 電気保安の考え方、電気工作物の種類 【事前学習】電気保安の概要、電気工作物の種類について調べておくこと
【事後学習】電気保安の考え方、電気工作物の種類について理解する
6週 事業用電気工作物の保安体制 【事前学習】事業用電気工作物の保安体制の概要について予習しておくこと
【事後学習】事業用電気工作物の保安体制について理解する
7週 一般用電気工作物の保安体制 【事前学習】一般用電気工作物の保安体制の概要について予習しておくこと
【事後学習】一般用電気工作物の保安体制について理解する
8週 中間試験 【事前学習】中間試験について、これまでの学習内容を復習し理解しておくこと
4thQ
9週 電気工作物による障害防止の考え方 【事前学習】電気工作物の障害について調べておく
【事後学習】電気工作物による障害防止の考え方について理解する
10週 電気設備技術基準・解釈(用語の定義) 【事前学習】電気設備技術基準・解釈(用語の定義)の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気設備技術基準・解釈(用語の定義)について理解する
11週 電気設備技術基準・解釈(接地工事) 【事前学習】電気設備技術基準・解釈(接地工事)の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気設備技術基準・解釈(接地工事)について理解する
12週 電気設備技術基準・解釈(保安装置) 【事前学習】電気設備技術基準・解釈(保安装置)の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気設備技術基準・解釈(保安装置)について理解する
13週 電気設備技術基準・解釈(電線路) 【事前学習】電気設備技術基準・解釈(電線路)の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気設備技術基準・解釈(電線路)について理解する
14週 電気施設の管理と運用(負荷の特性) 【事前学習】電気施設の管理と運用(負荷の特性)の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気施設の管理と運用(負荷の特性)について理解する
15週 電気施設の管理と運用(系統の運用) 【事前学習】電気施設の管理と運用(系統の運用)の概要について予習しておくこと
【事後学習】電気施設の管理と運用(系統の運用)について理解する、期末試験について、これまでの内容を復習し理解しておくこと
16週 期末試験 【事前学習】中間試験後の学習内容を復習し理解しておくこと

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000