到達目標
ラプラス変換の定義・基本法則に従い,基本関数に関してラプラス変換・逆ラプラス変換ができる(関連する複素関数論に関する計算も含む)。
ベクトル解析に関連する定義や基本法則を理解し,計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ラプラス変換の定義・基本法則に従い,基本関数に関してラプラス変換・逆ラプラス変換について明確に説明でき,また,関連する複素関数論も含めた演習問題を正確に解くことができる。 | ラプラス変換の定義・基本法則に従い、基本関数に関してラプラス変換・逆ラプラス変換について説明でき,また,関連する複素関数論も含めた演習問題を解くことができる。 | ラプラス変換の定義・基本法則に従い、基本関数に関してラプラス変換・逆ラプラス変換について説明できず,また,関連する複素関数論も含めた演習問題を解くことができない。 |
評価項目2 | ベクトル解析に関する定義や基本法則について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる。 | ベクトル解析に関する定義や基本法則について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる。 | ベクトル解析に関する定義や基本法則について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ③
説明
閉じる
JABEE (c)
説明
閉じる
JABEE (C)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
ラプラス変換の定義・基本法則について学ぶとともに,基本関数に関してラプラス変換・逆ラプラス変換について学ぶ。
(並行して,複素関数論の基礎も学習する)
また,ベクトル解析に関する定義や基本法則について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業方法は講義と演習を中心とし、ときどき課題を出して解答の提出を求めることがある。
※実務との関係
本科目はベクトル解析・ラプラス変換の基礎理論および応用について講義形式で授業を行うものである。
企業での3D-CAD設計・ロボット設計を担当したものが講義を行う。
注意点:
問題、課題などは必ず行い、理解を深めること。
2022-04-02 目的・到達目標・ルーブリック・概要に複素関数論に関する追記,授業計画の並び等の変更
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、ベクトル解析の基本の復習,発散・回転 |
ベクトルの基本法則について理解する 発散・回転の諸性質について理解する
|
2週 |
スカラー場の線積分・ベクトル場の線積分 |
線積分について理解する
|
3週 |
グリーンの定理・面積分 |
グリーンの定理・面積分について理解する
|
4週 |
発散定理・ストークスの定理 |
発散定理・ストークスの定理について理解する
|
5週 |
複素関数(正則関数1) |
正則関数について理解する
|
6週 |
複素関数(正則関数2) |
正則関数について理解する
|
7週 |
複素関数(正則関数3) |
正則関数について理解する
|
8週 |
前期中間試験 |
前期中間試験
|
2ndQ |
9週 |
複素関数(積分1) |
複素積分について理解する
|
10週 |
複素関数(積分2) |
複素積分について理解する
|
11週 |
複素関数(積分3) |
複素積分について理解する
|
12週 |
複素関数(積分4) |
複素積分について理解する
|
13週 |
ラプラス変換の基本法則(相似性と移動法則,微分法則と積分法則) |
ラプラス変換の基本法則について理解する
|
14週 |
逆ラプラス変換 |
ラプラス逆変換について理解する
|
15週 |
ラプラス変換の応用(たたみこみ・線形システムの伝達関数とデルタ関数) |
たたみこみ,伝達関数と応答特性について理解する
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。 | 3 | |
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。 | 3 | |
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。 | 3 | |
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。 | 3 | |
空間内の直線・平面・球の方程式を求めることができる(必要に応じてベクトル方程式も扱う)。 | 3 | |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |