応用制御工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用制御工学
科目番号 0129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 はじめての現代制御理論 佐藤和也他
担当教員 井上 一道

到達目標

時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができる時間システムの安定性,状態空間表現に関しての計算ができる時間システムに関して理解が不足している

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
時間システムの安定性,状態空間表現の扱い方を理解する.それに基づいた現代制御理論における基本的設計法として極配置問題により補償器を設計する.
授業の進め方・方法:
講義が中心ですが,必要に応じて数値解析(プログラミング)を行う場合があります.また,期間中に試験を行うこともあります.
注意点:
線形代数,制御工学I,IIの内容がベースになるので,不安がある場合にはその部分を復習してください.
% (2021-09-10 誤記訂正)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 時間システムの応答と安定性 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
2週 時間システムの安定判別 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
3週 動的システムの安定性 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
4週 可制御と可観測 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
5週 システムの対角化 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
6週 伝達関数から状態方程式 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
7週 状態方程式から可制御正順形への変形 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
8週 状態方程式から可観測正順形への変形 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
2ndQ
9週 状態方程式とブロック線図 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
10週 状態フィードバック・極配置問題 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
11週 デッドビート制御 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
12週 状態観測器 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
13週 リカッチ方程式 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
14週 最適レギュレータ 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
15週 サーボ問題 時間システムの安定性,伝達関数と状態空間表現が説明できる上で,状態空間表現を用いた補償器の設計ができること
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
専門的能力7030100