ロボット工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 ロボット工学
科目番号 0131 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子創造工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ロボット工学 白水俊次著 株式会社コロナ社
担当教員 サムアン ラホック

到達目標

1. ロボットのセンサの役割について説明できる。
2. ロボットのアクチュエータについて説明できる。
3. 物体位置の動きの検知方法を理解し、基本的な計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ロボットのセンサの役割について的確に説明できる。ロボットのセンサの役割についてほぼ的確に説明することができる。ロボットのセンサの役割について全く説明することができない。
評価項目2ロボットのアクチュエータについて的確に説明することができる。ロボットのアクチュエータについてほぼ的確に説明することができる。ロボットのアクチュエータについて全く説明することができない。
評価項目3物体位置の動きの検知方法と基本的な計算法を的確に理解できる。物体位置の動きの検知方法と基本的な計算法をほぼ的確に理解できる。物体位置の動きの検知方法と基本的な計算法を全く理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる
JABEE (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前半ではロボットに必要不可欠なセンサおよびアクチュエータの仕組みと役割を学習する。後半ではロボットの環境と実環境における座標変換を学習する。
授業の進め方・方法:
必要に応じてパワーポイントを使って講義を行うことがある。
注意点:
指示範囲を予習すること。また、与えられた課題は次回の授業までに提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ロボットのイントロダクション 産業用ロボットの歴史、現状、およびこれからの発展を理解できる。
2週 ロボットのセンサについて(ひずみゲージ、圧力センサ、近接センサ、エンコーダー、距離センサー、画像センサー) ロボットのセンサ種類および概ねの役割、仕組みを理解できる。
3週 ロボットの運動源・アクチュエータ(直流モータ、直流モータ、ステッピングモータ) モータの仕組みと使い方を理解できる。
4週 ロボットの運動源・アクチュエータの制御(1) モータの仕組みと使い方を理解できる。
5週 ロボットの運動源・アクチュエータの制御(2) モータの基本的な制御技術を理解できる。
6週 2次元画像から3次元画像情報の取得1 (カメラ定数の決定、算出) カメラ定数の決定および算出方法を理解できる。
7週 2次元画像から3次元画像情報の取得2(座標の算出) カメラの画像から座標の算出方法を理解できる。
8週 中間試験 中間試験問題を再度学習できる。
4thQ
9週 物体位置の動き検知方法 物体位置の動き検知方法を理解できる。
10週 物体の運動(ベクトル空間と回転) ベクトル空間と回転を理解できる。
11週 CGへの応用(アフィン変換、平行投影、斜投影) 縮小・拡大、平衡投影などについて理解できる。
12週 物体の運動(ベクトル空間と回転) ベクトルによる物体の運動表現を理解できる。
13週 平面ベクトルによる機構運動 ベクトルによる機構運動表現が理解できる。
14週 マニピュレータの運動学の解析(1) マニピュレータの運動学の解析法を理解できる。
15週 マニピュレータの運動学の解析(2) マニピュレータの運動学の解析法を理解できる。
16週 定期試験 定期試験問題を再度学習できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力5000001060
専門的能力3000001040
分野横断的能力0000000