工学概論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工学概論
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資料を配布する。
担当教員 藤井 敬士

到達目標

1.工学について理解する。
2.機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と成りえる。
3.現代工学の基礎を学び、技術者としての理解力を身につける。
4.日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を得る

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学について明確に理解する。工学について理解する。工学について理解できていない。
評価項目2機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と明確に成りえる。機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と成りえる。機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と成りえていない。
評価項目3現代工学の基礎を学び、技術者としての理解力を明確に身につける。現代工学の基礎を学び、技術者としての理解力を身につける。現代工学の基礎を学び、技術者としての理解力を身についていない。
評価項目4日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を正確に得る日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を得る日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を得ていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工学について、応用化学以外の面から理解する。
授業の進め方・方法:
中間試験・期末試験と課題提出物で評価をすすめる。
注意点:
予習:物理、数学を中心に行うこと。
授業:講義に合わせて、自分のノートを作っていくこと。
復習:理解しづらい箇所に関しては、指導教員に質問すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、工学とは 工学について理解する。
2週 日本の産業の競争力ポジション、外国との比較 日本の産業の競争力ポジション、外国との比較について理解する。
3週 単位、角度 単位、角度について理解する。
4週 エネルギー概論(1) 気候変動と環境問題 気候変動と環境問題について理解する。
5週 エネルギー概論(2) エネルギー動向、パリ協定を踏まえた変革 エネルギー動向、パリ協定を踏まえた変革について理解する。
6週 機械工学概論 (1) 熱エネルギーの利用、熱機関 熱エネルギーの利用、熱機関について理解する。
7週 機械工学概論 (2) 流体と流体機械 流体と流体機械について理解する。
8週 中間試験 これまでの範囲を理解する。
2ndQ
9週 機械工学概論 (3) 材料の強さと種類、機械要素 材料の強さと種類、機械要素について理解する。
10週 電気工学概論 (1) 電流の作用 電流の作用について理解する。
11週 電気工学概論 (2) 電流と磁界 電流と磁界について理解する。
12週 電子工学概論 (1) 半導体とデバイス 半導体とデバイスについて理解する。
13週 電子工学概論 (2) センサー センサーについて理解する。
14週 自動車システムに見る現代工学 自動車システムに見る現代工学について理解する。
15週 企業での技術開発の実際と、企業が学生に求めていること 企業での技術開発の実際と、企業が学生に求めていることについて理解する。
16週 定期試験 これまでの範囲を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野無機化学現代を支える代表的な新素材を例に、その機能と合成方法、材料開発による環境や生命(医療)等、現代社会への波及効果について説明できる。3前1,前2,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75000025100
基礎的能力0000000
専門的能力75000025100
分野横断的能力0000000