概要:
・反応がなぜ起こるかを教科書の説明を読み,理解する習慣を身に付けてください.
授業の進め方・方法:
達成目標1-2:中間試験・定期試験における成績と課題提出(レポートおよび小テストを含む)の解答内容により総合的に評価し60%以上の成績で達成とする.
注意点:
・原則として次の2項目の加重平均により評価する.1.各試験:90% 2.小テストあるいは課題:10%
・中間試験・定期試験における成績が60点未満の場合,再試験を行う.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 2 | 前4 |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 2 | |
σ結合とπ結合について説明できる。 | 4 | 前3 |
混成軌道を用い物質の形を説明できる。 | 4 | 前1,前3 |
誘起効果と共鳴効果を理解し、結合の分極を予測できる。 | 2 | |
σ結合とπ結合の違いを分子軌道を使い説明できる。 | 2 | 前1 |
ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。 | 4 | 前4 |
共鳴構造について説明できる。 | 2 | |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 2 | |
芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明できる。 | 2 | |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。 | 2 | |
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。 | 2 | |
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。 | 2 | |
代表的な官能基に関して、その構造および性質を説明できる。 | 2 | 前5 |
それらの官能基を含む化合物の合成法およびその反応を説明できる。 | 2 | |
代表的な反応に関して、その反応機構を説明できる。 | 2 | |
高分子化合物がどのようなものか説明できる。 | 2 | |
代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 2 | |
高分子の分子量、一次構造から高次構造、および構造から発現する性質を説明できる。 | 2 | |
高分子の熱的性質を説明できる。 | 2 | |
重合反応について説明できる。 | 2 | |
重縮合・付加重合・重付加・開環重合などの代表的な高分子合成反応を説明でき、どのような高分子がこの反応によりできているか区別できる。 | 2 | |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の反応を説明できる。 | 2 | |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の特徴を説明できる。 | 2 | |
電子論に立脚し、構造と反応性の関係が予測できる。 | 2 | |
反応機構に基づき、生成物が予測できる。 | 2 | |
無機化学 | 電子殻、電子軌道、電子軌道の形を説明できる。 | 2 | |
イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度について説明できる。 | 2 | |
イオン結合と共有結合について説明できる。 | 2 | |
基本的な化学結合の表し方として、電子配置をルイス構造で示すことができる。 | 4 | |
電子配置から混成軌道の形成について説明することができる。 | 2 | |
配位結合の形成について説明できる。 | 4 | |
錯体化学で使用される用語(中心原子、配位子、キレート、配位数など)を説明できる。 | 4 | |
錯体の命名法の基本を説明できる。 | 4 | |
配位数と構造について説明できる。 | 4 | |
代表的な錯体の性質(色、磁性等)を説明できる。 | 4 | |