工学概論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 工学概論
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資料を配布する。
担当教員 藤井 敬士

到達目標

1.工学について理解する。
2.機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と成りえる。
3.日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を得る。
4.技術者倫理に関する考え方を身につけ、技術者の責任を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学について明確に理解する。工学について理解する。工学について理解できていない。
評価項目2機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と明確に成りえる。機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と成りえる。機械工学、電気工学、電子工学の概論を修得し、専門である物質工学分野の問題解決能力の一助と成りえていない。
評価項目3日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を正確に得る日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を得る日本の産業の位置づけ、エネルギー問題に関する基礎知識を得ていない
評価項目4技術者倫理に関する考え方を身につけ、技術者の責任を正確に理解する技術者倫理に関する考え方を身につけ、技術者の責任を理解する技術者倫理に関する考え方を身につけ、技術者の責任を理解できていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工学について、応用化学以外の面から理解する。
授業の進め方・方法:
中間試験・期末試験の評価点:75%、課題提出物:25%の合計が60%以上を合格とする。
注意点:
予習:物理、数学を中心に行うこと。
授業:講義に合わせて、自分のノートを作っていくこと。
復習:理解しづらい箇所に関しては、指導教員に質問すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、工学とは 工学について理解する。
2週 日本の産業の競争力ポジション、外国との比較 日本の産業の競争力ポジション、外国との比較について理解する。
3週 単位、角度 単位、角度について理解する。
4週 エネルギー概論(1) 気候変動と環境問題、エネルギー動向 気候変動と環境問題、エネルギーの動向について理解する。
5週 エネルギー概論(2) エネルギー動向、パリ協定を踏まえた変革 エネルギー動向、パリ協定を踏まえた変革について理解する。
6週 機械工学概論 (1) 熱エネルギーの利用、熱機関 熱エネルギーの利用、熱機関について理解する。
7週 機械工学概論 (2) 材料力学 材料力学について理解する。
8週 中間試験 これまでの範囲を理解する。
2ndQ
9週 機械工学概論 (3) 流体力学 流体力学について理解する。
10週 電気工学概論 (1) 電流の作用 電流の作用について理解する。
11週 電気工学概論 (2) 電流と磁界 電流と磁界について理解する。
12週 電子工学概論 (1) 半導体とデバイス 半導体とデバイスについて理解する。
13週 電子工学概論 (2) トランジスタの増幅回路、ゲイン トランジスタの増幅回路、ゲインについて理解する。
14週 化学と倫理  技術者の責任と誇り 化学と倫理  技術者の責任と誇りについて理解する。
15週 企業での技術開発の実際と、企業が学生に求めていること 企業での技術開発の実際と、企業が学生に求めていることについて理解する。
16週 定期試験 これまでの範囲を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75000025100
基礎的能力0000000
専門的能力75000025100
分野横断的能力0000000