1. 化学基礎実験の基本操作を習得し,実施できること.
2. 実験データを実験ノートに記録することを習得し,実施できること.
3. 期限までにレポートを作成することを習得し,実施できること.
概要:
1. 化学基礎実験の基本操作を習得し,実施できること.
2. 実験データを実験ノートに記録することを習得し,実施できること.
3. 期限までにレポートを出す習慣を身につけ,実施できること.
4.レポートの書き方を習得し,実施できること.
授業の進め方・方法:
講義、実験、レポート作成、課題、小テストなどから構成される.
小テストや課題、報告書などを評価し、60%以上の成績で達成とする。
注意点:
レポートの提出期限は ,基本的に実験終了日の翌週朝までとする .
遅れたレポートに関し ては減点の対象とし,1週間以上遅れたものに関しては,評価の対象としない .
適宜授業内容に応じた参考書の紹介、資料の配布、演習、小テストなどを行う.
適宜授業内容に応じた宿題を課す.
参考書として、チャート式 新化学 化学基礎・化学を推奨する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学実験 | 化学実験 | 実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 | 3 | 後1 |
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 | 3 | 後1 |
測定と測定値の取り扱いができる。 | 3 | 後5 |
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | 後5 |
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 3 | 後1 |
ガラス器具の取り扱いができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
試薬の調製ができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 分析化学 | 電離平衡と活量について理解し、物質量に関する計算ができる。 | 4 | |
溶解度・溶解度積について理解し必要な計算ができる。 | 4 | |
陽イオンや陰イオンの関係した化学反応について理解し、溶液中の物質の濃度計算(定量計算)ができる。 | 4 | |
中和滴定についての原理を理解し、酸及び塩基濃度の計算ができる。 | 4 | |
酸化還元滴定についての原理を理解し、酸化剤及び還元剤の濃度計算ができる。 | 4 | |
キレート滴定についての原理を理解し、金属イオンの濃度計算ができる。 | 4 | |
特定の分析装置を用いた気体、液体、固体の分析方法を理解し、測定例をもとにデータ解析することができる。 | 4 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 分析化学実験 | 中和滴定法を理解し、酸あるいは塩基の濃度計算ができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
酸化還元滴定法を理解し、酸化剤あるいは還元剤の濃度計算ができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
キレート滴定を理解し、錯体の濃度の計算ができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
陽イオンおよび陰イオンのいずれかについて、分離のための定性分析ができる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
物理化学実験 | 基本的な金属単極電位(半電池)を組み合わせ、代表的なダニエル電池の起電力を測定できる。また、水の電気分解を測定し、理論分解電圧と水素・酸素過電圧についても説明できる。 | 3 | |