到達目標
1.実験に関する基本知識を答えられること。
2.実験データの記録方法や実験結果の評価方法を修得し、また、複合的な課題に対しては、適切な解決策を考え、実験を実施し、報告書にまとめられること。
3.実験結果をまとめ、発表できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 実験に関する基本知識について明確に説明でき、これに関する演習問題を正確に解くことができる。 | 実験に関する基本知識について説明でき、これに関する演習問題を解くことができる。 | 実験に関する基本知識について明確に説明できず、これに関する演習問題を正確に解くことができない。 |
評価項目2 | 実験データの記録方法や実験結果の評価方法を十分に修得し、また、複合的な課題に対しては、適切な解決策を考え、実験を実施し、報告書にまとめることが十分にできる。 | 実験データの記録方法や実験結果の評価方法を修得し、また、複合的な課題に対しては、適切な解決策を考え、実験を実施し、報告書にまとめることができる。 | 実験データの記録方法や実験結果の評価方法を十分に修得できす、また、複合的な課題に対しては、適切な解決策を考え、実験を実施し、報告書にまとめることが十分にできない。 |
評価項目3 | 実験結果をまとめ、発表することが十分にできる。 | 実験結果をまとめ、発表することができる。 | 実験結果をまとめ、発表することが十分にできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
無機化学、物理化学、化学工学の実験を行う。
授業の進め方・方法:
1 試験において60%以上の得点により達成とする。
2 実験および報告書を評価し、60%以上の成績で達成とする。
3 発表の内容を設定基準により評価し、60%以上の成績で達成とする。
原則として次の項目により評価する。
1.中間試験(10%)2.報告書(予習 ・結果・考察 75%) 3.発表(15%)
注意点:
1.予習、復習は確実に行うこと。すなわち、実験前日にはテキストを充分に読み、内容を把握しておくこと。
2.予習として、実験目的、理論、実験方法をまとめてくること。(実験開始時に担当教員がチェックする。)
3.実験に用いる器具、装置の使い方に慣れるように努力すること。実験データは逐次記録する。実験中に起きた現
象を良く観察し、疑問点等はメモすること。
4.安全に実験が行えるよう常に注意すること。特に、生体材料の取扱いは十分注意すること。
5.定められた期間までに担当教員に実験レポートを提出すること。1週間以上遅れたレポートは受理しない。
6.再レポートは各教員の指示に従う。
7.レポートは適切な教科書等を参考にして作成すること。WEB からの単純な引用は認めない。
8.すべてのレポートを提出しない場合は、評価の対象外とする。
9.質問等はメールでも受け付けます。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
○無機化学分野[武] 1.粉末X線回折 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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2週 |
○無機化学分野[武] 2.鉄の腐食と防食
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専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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3週 |
○無機化学分野[武] 3.銅(II)錯体の吸収スペクトルに及ぼす配位子場の強さの影響 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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4週 |
○無機化学分野[武] 4.金属酸化物サーミスターの製造と温度特性の測定 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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5週 |
○無機化学分野[武] 5.走査型電子顕微鏡(SEM)による表面観察 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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6週 |
○無機化学分野[武] 6.熱重量・示差熱分析器による脱水反応過程の検討 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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7週 |
○物理化学分野[酒井] 1.吸収スペクトルと分子構造 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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8週 |
○物理化学分野[酒井] 2.赤外分光法 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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2ndQ |
9週 |
○物理化学分野[酒井] 3.反応速度の温度効果 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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10週 |
○物理化学分野[酒井] 4.酸解離定数の測定
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専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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11週 |
○化学工学分野[田中・加島] 1. 単蒸留
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専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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12週 |
○化学工学分野[田中・加島] 2. 定圧濾過 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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13週 |
○化学工学分野[田中・加島] 3. 固体乾燥 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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14週 |
○化学工学分野[田中・加島] 4. 拡散 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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15週 |
○化学工学分野[田中・加島] 5. 管内流動と流体輸送
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専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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16週 |
○化学工学分野[田中・加島] 6. 強制対流伝熱 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
○化学工学分野[田中・加島] 7. 反応速度の測定と応用 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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2週 |
○化学工学分野[田中・加島] 8. 次元解析 |
専門分野別実験の注意点・概要・内容を説明できる
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3週 |
○エンジニアリングデザイン分野[亀山・武・酒井・田中・高屋・加島] 上記の分野に関連した発展的あるいは複合的なテーマを実施し、発表を行う。 |
エンジニアリングデザイン実験を計画し、その注意点・概要・内容を説明できる
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4週 |
上記の3つの分野について、1つのテーマについて2週ずつ、3つのテーマの実験を行う。また、中間試験を行い、発表会を行う。その後エンジニアリングデザインの実験と発表を行う。 |
実験内容を発表し、質疑応答できる
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 物理化学実験 | 反応速度定数の温度依存性から活性化エネルギーを決定できる。 | 3 | |
化学工学実験 | 流量・流速の計測、温度測定など化学プラント等で計測される諸物性の測定方法を説明できる。 | 3 | |
液体に関する単位操作として、特に蒸留操作の原理を理解しデータ解析の計算ができる。 | 3 | |
流体の関わる現象に関する実験を通して、気体あるいは液体の物質移動に関する原理・法則を理解し、物質収支やエネルギー収支の計算をすることができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 報告書 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 15 | 75 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 10 | 15 | 75 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |