人間と科学Ⅱ(地理学Ⅱ)

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 人間と科学Ⅱ(地理学Ⅱ)
科目番号 0053 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない。/授業の中で適宜指示する。
担当教員 池田 和子

到達目標

1.地理学の基本的な考え方を理解し、説明できる。
2. グローバルからローカルまでの重層的な地域スケールのなかで、自らがどのようにあるべきかを熟考できる。
3.分野横断的な議論において自らの考えを整理し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地理学の基本的な考え方を理解し、正確に説明できる。地理学の基本的な考え方を理解し、説明できる。地理学の基本的な考え方を理解し、説明できない。
評価項目2グローバルからローカルまでの重層的な地域スケールのなかで、自らがどのようにあるべきかを適格に熟考できる。グローバルからローカルまでの重層的な地域スケールのなかで、自らがどのようにあるべきかを熟考できる。グローバルからローカルまでの重層的な地域スケールのなかで、自らがどのようにあるべきかを熟考できない。
評価項目3分野横断的な議論において自らの考えを整理し、正確に説明できる。分野横断的な議論において自らの考えを整理し、説明できる。分野横断的な議論において自らの考えを整理し、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・1回目の授業で各自が選んだ論文の報告・議論を中心に行う。報告者以外の受講者も指示された文献を授業までに読み、自分なりに考えておくこと。
授業の進め方・方法:
・論文報告を含むレポート課題、中間および定期試験の総合評価とする。
・下記授業計画内容は昨年度の実績であり、受講者が選択した文献によって変動する。
注意点:
・シラバスの内容に変更があったときは、受講者に速やかに説明する。
・必須ではないが、1年次に使用した地図帳があれば持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.ガイダンス、文献選び 左記内容を理解する
2週 2.【地域イメージ】食を利用した地域振興 左記内容を理解する
3週 3.【まちづくり】地域振興のさまざまな取り組み 左記内容を理解する
4週 4.【工業】自動車製造の空間的構造、工業立地論 左記内容を理解する
5週 5.【工業】伝統工芸産地の取り組み 左記内容を理解する
6週 6.【社会】景観にあらわれる社会的過程 左記内容を理解する
7週 7.【観光】コンテンツツーリズム 左記内容を理解する
8週 8.(中間試験)
4thQ
9週 9.【社会】ジェンダーと空間 左記内容を理解する
10週 10.【風土】地場産業の場所性 左記内容を理解する
11週 11.【研究方法】地域調査の方法 左記内容を理解する
12週 12.【自然環境】保全指定地域の取り組み 左記内容を理解する
13週 13.【農業】農業立地論、地域ブランド食品 左記内容を理解する
14週 14.【地誌】観光振興と地域の文化変容 左記内容を理解する
15週 15.【歴史】近代日本の空間的展開 左記内容を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野有機化学有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。4
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。4
σ結合とπ結合について説明できる。4
混成軌道を用い物質の形を説明できる。4
誘起効果と共鳴効果を理解し、結合の分極を予測できる。4
σ結合とπ結合の違いを分子軌道を使い説明できる。4
ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。4
共鳴構造について説明できる。4
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。4
芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明できる。4
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。4
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。4
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。4
代表的な官能基に関して、その構造および性質を説明できる。4
それらの官能基を含む化合物の合成法およびその反応を説明できる。4
代表的な反応に関して、その反応機構を説明できる。4
電子論に立脚し、構造と反応性の関係が予測できる。4
反応機構に基づき、生成物が予測できる。4
物理化学気体の法則を理解して、理想気体の方程式を説明できる。4
気体の分子速度論から、圧力を定義して、理想気体の方程式を証明できる。4
実在気体の特徴と状態方程式を説明できる。4
臨界現象と臨界点近傍の特徴を説明できる。4
混合気体の分圧の計算ができる。4
熱力学の第一法則の定義と適用方法を説明できる。4
エンタルピーの定義と適用方法を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000