概要:
日本近代文学を代表する20人の作家・歌人について知識と関心を深めると同時に、表現力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
毎回の授業で2人の作家・歌人を取り上げる。担当学生に作家紹介プレゼンをしてもらった後、その内容を踏まえて講
義を行う。授業の最後に確認テストを行う。
注意点:
発表・小論文・提出物について
◆発表:作家紹介プレゼンテーションを実施する。2人で班を組み、担当する作家とその作品について調査・情報整理
・分析を行い、PowerPointを用いて15分間程度のプレゼンテーションを行う。質疑応答も行う。
◆小論文:授業で取り上げた作家の作品を読み、先行論を踏まえつつ作品を分析し、自分の考えを1000字以上の小論文
にまとめる。小論文は後期末に提出する。
◆提出物:プレゼンごとに「文学記録シート」を記入して提出する。状況に応じてその他の提出物を課す場合がある。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の概要とプレゼンテーションの方法を理解する。
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2週 |
序章ー近世から近代へ |
近世から近代にかけての文学史のおおまかな流れを理解する。
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3週 |
坪内逍遥、二葉亭四迷 ー 文学の改良 |
坪内逍遙・二葉亭四迷と、彼らが行った文学の改良について理解する。
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4週 |
森鴎外、与謝野晶子 ー 浪漫主義 |
森鷗外・与謝野晶子と、浪漫主義の特徴について理解する。
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5週 |
尾崎紅葉、幸田露伴 ー 紅露時代 |
紅露時代を築いた尾崎紅葉と幸田露伴について理解する。
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6週 |
樋口一葉 ー 女性作家の台頭 泉鏡花 ー 幻想文学 |
樋口一葉と女性作家の台頭、泉鏡花と幻想文学について理解する。
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7週 |
国木田独歩 ー 風景の発見 田山花袋 ー 自然主義 |
国木田独歩と風景の発見、田山花袋と自然主義について理 解する。
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8週 |
映像と文学① ー夏目漱石「坊ちゃん」 |
映像作品を味わう。
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4thQ |
9週 |
映像と文学② ー夏目漱石「坊ちゃん」 |
映像作品を味わう。
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10週 |
夏目漱石 ー 余裕派 石川啄木 ー 生活派 |
夏目漱石と余裕派、石川啄木と生活派について理解する。
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11週 |
谷崎純一郎 ー 耽美派 志賀直哉 ー 白樺派 |
谷崎潤一郎と耽美派、志賀直哉と白樺派について理解する
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12週 |
芥川龍之介 ー 新思潮派 江戸川乱歩 ー 推理小説 |
芥川龍之介と新思潮派、江戸川乱歩と推理小説について理解する。
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13週 |
川端 康成 ー 新感覚派 梶井基次郎 ー 新興芸術派 |
川端康成と新感覚派、梶井基次郎と新興芸術派について理解する。
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14週 |
週太宰治 ー 新戯作派 三島由紀夫 ー 戦後派 |
太宰治と新戯作派、三島由紀夫と戦後派について理解する。
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15週 |
小論文の書き方 ( 作品分析法、引用の方法) 終章ー「近代文学の二十人」の振り返り |
作品分析法、引用の方法について理解し、実践につなげる。文学記録シートを整理し、学びを振り返る。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |