細胞工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 細胞工学
科目番号 0069 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 井出利憲『分子生物学講義中継2』羊土社
担当教員 笹沼 いづみ

到達目標

1.細胞の分化、変異に関する機構とシグナル伝達について説明できる。
2. 細胞工学の技術について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1細胞の分化、変異に関する機構とシグナル伝達について正確に説明できる。細胞の分化、変異に関する機構とシグナル伝達について説明できる。細胞の分化、変異に関する機構とシグナル伝達について説明できない。
評価項目2細胞工学の技術について正確に説明できる。細胞工学の技術について説明できる。細胞工学の技術について正確に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
細胞工学の基礎部分である細胞の発生から細胞工学の技術についてまでを学ぶ.
講義はスライド資料による教授と専用プリントにより行う.
授業の進め方・方法:
1. 授業方法は講義と演習を組み合わせて行う.
2. 授業内容に応じて演習問題を課題として出し,解答の提出を求める.
3.この科目は学習単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施します.
注意点:
学生へのメッセージ
予習は次週用の課題について用語、構造式など分からないものについて調べておく。
復習は課題を行なう。
中間試験(25%)、定期試験(25%)、自学学習レポート(50%)について評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 細胞の発生と分化(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 細胞の発生と分化について理解する
2週 動物細胞の増殖(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 動物細胞の増殖について理解する
3週 動物細胞の増殖とシグナル伝達(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 動物細胞の増殖とシグナル伝達について理解する
4週 動物細胞の増殖とシグナル伝達(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 動物細胞の増殖とシグナル伝達について理解する
5週 エピジェネティクス(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) エピジェネティクスについて理解する
6週 エピジェネティクス(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) エピジェネティクスについて理解する
7週 癌細胞(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 癌細胞について理解する
8週 中間試験
4thQ
9週 細胞の老化(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 細胞の老化について理解する
10週 幹細胞(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 幹細胞について理解する
11週 動物細胞の遺伝子組み換え (授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 動物細胞の遺伝子組み換え について理解する
12週 動物細胞の遺伝子制御(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 動物細胞の遺伝子制御について理解する
13週 遺伝子の解析技術(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 遺伝子の解析技術について理解する
14週 トランスジェニック動物(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) トランスジェニック動物について理解する
15週 細胞工学技術の実用例(授業内容についての課題を事前調査し、理解したことをレポートとして提出する) 細胞工学技術の実用例について理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野基礎生物原核生物と真核生物の違いについて説明できる。4後1
核、ミトコンドリア、葉緑体、細胞膜、細胞壁、液胞の構造と働きについて説明できる。4後1
葉緑体とミトコンドリアの進化の説について説明できる。4後1
DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。4
遺伝情報とタンパク質の関係について説明できる。4
染色体の構造と遺伝情報の分配について説明できる。4
細胞周期について説明できる。4
分化について説明できる。4後1,後2,後5,後6,後9,後10
ゲノムと遺伝子の関係について説明できる。4後5,後6,後7,後9,後10
情報伝達物質とその受容体の働きを説明できる。4後3,後4,後7,後9
免疫系による生体防御のしくみを説明できる。4後7
生物化学ヌクレオチドの構造を説明できる。4
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。4
DNAの半保存的複製を説明できる。4
RNAの種類と働きを列記できる。4
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。4
生物工学抗生物質や生理活性物質の例を挙げ、微生物を用いたそれらの生産方法について説明できる。4
微生物を用いた廃水処理・バイオレメディエーションについて説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力0000000
専門的能力50000050100
分野横断的能力0000000