生物資源工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 生物資源工学
科目番号 0091 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 青木 健次『微生物学』 化学同人(2011)
担当教員 髙屋 朋彰

到達目標

1.生活社会や自然環境において、微生物がどのような役割を果たしているか、説明できる。
2.微生物を産業利用するための特徴について、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生活社会や自然環境において、微生物がどのような役割を果たしているか、明確に説明できる。生活社会や自然環境において、微生物がどのような役割を果たしているか、説明できる。生活社会や自然環境において、微生物がどのような役割を果たしているか、説明できない。
評価項目2微生物を産業利用するための特徴について、明確に説明できる。微生物を産業利用するための特徴について、説明できる。微生物を産業利用するための特徴について、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生活社会や自然環境において微生物がどのような役割を果たしているか、また、微生物を産業利用するための特徴について学ぶ。
授業の進め方・方法:
各到達目標について、中間試験・定期試験・自学自習課題での関連問題において60%以上の成績で
達成とする。中間試験・定期試験は、自学自習課題の内容を含む。
2回の試験(中間試験,定期試験:各90分)の相加平均を70%、自学自習課題を30%として評価する。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として課題を実施する。
注意点:
1.予習は次週用の課題について,下調べをしておく.
2.復習は自学自習課題(事前・事後学習効果)を行う。自学自習課題のテーマについては、授業内容・方法に記述している。
3.学習相談には,その都度応じる.
4.全課題提出者(全15回)に対し,再試験を行う.再試験の合格基準は80点以上とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 微生物学の歴史
(授業に関連する演習問題を解く。)
微生物学の歴史について予習・復習を行い、理解する。
2週 微生物の培養方法・アルコール飲料の概説
(授業に関連する演習問題を解く。)
微生物の培養方法・アルコール飲料の概説について予習・復習を行い、理解する。
3週 清酒・焼酎の歴史,醸造法,種類など
(授業に関連する演習問題を解く。)
清酒・焼酎の歴史,醸造法,種類について予習・復習を行い、理解する。
4週 ワインの歴史,製法,種類など
(授業に関連する演習問題を解く。)
ワインの歴史,製法,種類について予習・復習を行い、理解する。
5週 ビールの歴史,製法,種類など
(授業に関連する演習問題を解く。)
ビールの歴史,製法,種類ついて予習・復習を行い、理解する。
6週 パン,乳製品の歴史,製法など
(授業に関連する演習問題を解く。)
パン,乳製品の歴史,製法について予習・復習を行い、理解する。
7週 発酵調味料の歴史,製法など
(授業に関連する演習問題を解く。)
発酵調味料の歴史,製法について予習・復習を行い、理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 有用物質生産(1)-抗生物質,医薬品
(授業に関連する演習問題を解く。)
有用物質(抗生物質,医薬品)の生産について予習・復習を行い、理解する。
10週 有用物質生産(2)-有機溶媒,酸,糖,ビタミン,アミノ酸
(授業に関連する演習問題を解く。)
有用物質(有機溶媒,酸,糖,ビタミン,アミノ酸)の生産について予習・復習を行い、理解する。
11週 有用物質生産(2)-有機溶媒,酸,糖,ビタミン,アミノ酸
(授業に関連する演習問題を解く。)
有用物質(有機溶媒,酸,糖,ビタミン,アミノ酸)の生産について予習・復習を行い、理解する。
12週 産業(工業・鉱業・農業)に用いられる微生物たち
(授業に関連する演習問題を解く。)
産業(工業・鉱業・農業)に用いられる微生物について予習・復習を行い、理解する。
13週 環境保全と微生物-廃水処理技術など
(授業に関連する演習問題を解く。)
環境保全(廃水処理技術)に関連する微生物について予習・復習を行い、理解する。
14週 生物資源ー植物・動物 生物資源(植物、動物)について予習・復習を行い、理解する。
15週 生物資源ー植物・動物,法令 生物資源(植物、動物)法令について予習・復習を行い、理解する。
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000