保健・体育II(硬式テニス)

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 保健・体育II(硬式テニス)
科目番号 0137 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・実技 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特になし。必要に応じて準備する。
担当教員 小原 侑己,長田 朋樹,廣瀬 文彦,前原 淳,増山 舜

到達目標

1.運動に適した服装や態度の重要性を理解した上で,各種目について興味を持ちながら,自主的かつ意欲的に活動に取り組むことができる。また,事前の準備や事後の片付けを含めて安全に留意しながら活動することができる。
2.各運動種目の実践を通じて,自己の体力水準や技能,自己の課題を認識しながら運動に取り組み,体力の維持・向上を図ることができる。
3.硬式テニスの基本的技術および応用的技術を習得し,ルールを基にゲームの実践の中で種目の特性を理解しながら運動に親しむことができる。
4.種目選択授業であることの意義を理解して,チームの戦術や状況判断を考えることができる。また,チームの攻撃や守備のバランスを考慮する中で,仲間とコミュニケーションを取りながら活動することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1遅刻,早退,見学および欠席がなく,運動に適した服装を着用し,自主的かつ意欲的に授業活動に安全に取り組むことができる。遅刻,早退,見学および欠席が少ないことや,運動に適した服装を着用し,概ね自主的かつ意欲的に授業活動に安全に取り組むことができる。遅刻,早退,見学および欠席が少ないことや,運動に適した服装を着用し,概ね自主的かつ意欲的に授業活動に安全に取り組むことができない。
評価項目2自己の体力水準,基本的技能や自己の課題を認識しながら,体力の維持増進を図ることができる。自己の体力水準,基本的技能や自己の課題を認識しながら,概ね体力の維持増進を図ることができる。自己の体力水準,基本的技能や自己の課題を認識しながら,概ね体力の維持増進を図ることができない。
評価項目3硬式テニスの基本的技術および応用的技術を習得し,ルールを基に自主的・積極的にゲームを実践したり,各種目の特性を理解しながら運動に親しむことができる。硬式テニスの基本的技術および応用的技術を習得し,ルールを基にゲームを実践したり,各種目の特性を理解しながら運動に親しむことができる。硬式テニスの基本的技術および応用的技術を習得し,ルールを基にゲームを実践したり,各種目の特性を理解しながら運動に親しむことができない。
評価項目4選択授業であることの意義を理解して,チームの戦術や状況判断を自主的に考えることができる。また,チームの攻撃や守備のバランスを考慮する中で,仲間と積極的にコミュニケーションを取りながら活動することができる。選択授業であることの意義を理解して,チームの戦術や状況判断を考えることができる。また,チームの攻撃や守備のバランスを考慮する中で,仲間とコミュニケーションを取りながら活動することができる。選択授業であることの意義を理解して,チームの戦術や状況判断を考えることができない。また,チームの攻撃や守備のバランスを考慮する中で,仲間とコミュニケーションを取りながら活動することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ⑥ 説明 閉じる
JABEE (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
体育理論を理解しながら体育実技の実践を通じて,基本的技能の習得や体力の向上および運動に親しむための能力・態度を養う。また,健康科学の学習を通じて,自らが生涯にわたって健康・安全で活力ある生活を送るための基礎知識を習得する。総合的には,心身の健全な発達を養う。
授業の進め方・方法:
【前期】
・授業は実技を中心に実施するが,講義を行うこともある。
・天候の状況によっては,シラバスの内容を変更して実施することがある。
・必要に応じてレポート等の課題を課す場合がある。

☆栃木県内または周囲の感染状況によっては,急遽シラバス内容を変更して実施することがある。

評価割合:実技(スキルテスト,スポーツマンシップの実践など):40% 授業への参加度(授業態度,日常の参加状況,リーダーシップなど):50%  その他・課題レポートなど:10%

(2021/2/1作成,4/1修正)
注意点:
【前期】
1.遅刻3回で,1回分の欠課としてカウントする.
2.実技では,学校指定のジャージ,T シャツ,短パンおよび運動靴を必ず着用すること.それ以外は一切認めない.
3.授業時の無駄な私語,身勝手な行動,途中退出および非協力的態度などをとる学生に対しては単位を与えない.
4.天候や進度状況により授業内容を入れ替えるなど一部変更することがある.
5.やむを得ない理由により,見学しなければならない場合は,予め担当教員に申し出て相談すること。(場合によっては医療機関からの診断書の提出が必要な場合がある)
6.教員からの連絡手段としては,Teamsやクラス掲示を利用して連絡する。
7.種目選択の際に,既定人数よりも多い場合は抽選を行う。

☆保健体育は出席することが前提条件である(オリエンテーションで説明する保健体育の規定欠課数を超える者については追加課題を与えるか,評価の対象としない場合がある)
※前期球技大会の出席は,保健体育1回分の出席カウントに加える。
※半期1単位分なので出席状況については十分注意すること。
※評価点については学年全体平均点と各種目を担当する教員の平均点との差分を調整したものを評価点とする。
※半期で7.5時間(3.75コマ)以上欠課の場合は,60点の評価はしない。
※再試験は,規定により欠課数が7.5時間(3.75コマ)を超えている場合は実施しない。
(コンテスト,高専大会,進学試験,就職活動など特別な事情がある場合は,必ず欠席届を提出すること)
※半期で6時間(3コマ)以上欠課の場合は,個別通知により追加課題を実施する。前期末成績締め切りまでの追加課題提出により最大65点を目安とした評価とする。

☆H28(2016)年度以前の入学生については,カリキュラムが異なるので5年体育を受講する必要はない(2020年度に履修済み)。
(2021/2/1作成,4/1一部修正)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,種目選択,抽選 ・種目選択
・授業の流れの確認
2週 硬式テニス①:フォアハンド・バックハンドストロークの練習 フォアハンドとバックハンドついて理解し,実践することが出来る。
3週 硬式テニス②:サービスの練習,スキルテストの概説 サービスついて理解し,実践することが出来る。
4週 硬式テニス③:スキルテストの練習・ボレーの練習 ボレーついて理解し,実践することが出来る。
5週 硬式テニス④:スキルテストの練習・ロブとスマッシュの練習 ロブとスマッシュついて理解し,実践することが出来る。
6週 特別編①:フライングディスク(ドッチビー) ドッチビーのことについて理解し,実践することが出来る。
7週 新体力テスト① 自身の体力値について理解する。
8週 新体力テスト② 自身の体力値について理解する。
2ndQ
9週 硬式テニス⑤:スキルテストの練習・ミニゲーム これまでに習得した技術を実践することが出来る。
10週 硬式テニス⑥:スキルテストの実施 これまでの練習の成果を発揮することが出来る。
11週 硬式テニス⑦:順位決定戦・予選会
または特別編②:インディアカ
・これまでに習得した技術を実践することが出来る。
・インディアカのことについて理解し,実践することが出来る。
12週 硬式テニス⑧:順位決定戦・リーグ別決勝戦 これまでに習得した技術を実践することが出来る。
13週 硬式テニス⑨:トーナメント戦 これまでに習得した技術を実践することが出来る。
14週 硬式テニス⑩:自分たちで考える楽しみ方(1) 自分たちでスポーツへの楽しみ方を考えることが出来る。
15週 硬式テニス⑪:自分たちで考える楽しみ方(2) 自分たちでスポーツへの楽しみ方を考えることが出来る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。2
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験実技相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合040050010100
基礎的能力040050010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000