科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『現代の日本史 A 』、『明解世界史図説 エスカリエ』
担当教員 酒入 陽子

到達目標

1.過去の歴史をまなぶことにより、現代の社会を客観的、相対的にとらえ熟考できる。
2.日本近現代史の流れを正しく説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1過去の歴史をまなぶことにより、現代の社会を客観的、相対的にとらえ正確に熟考できる過去の歴史をまなぶことにより、現代の社会を客観的、相対的にとらえ熟考できる過去の歴史をまなぶことにより、現代の社会を客観的、相対的にとらえ熟考できない
評価項目2日本近現代史の流れを正しく具体的に説明できる日本近現代史の流れを正しく説明できる日本近現代史の流れを正しく説明できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本の近現代史の概略を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義は、資料プリント、教科書に基づき進めていく。
ビデオ鑑賞や、課題に対する提出物などを課す。
注意点:
歴史を学ぶことは、過去のことがらを知るだけでなく、それが現代社会にどのような影響を及ぼしているかを認識し、自分自身や現代社会を見つめなおすものです。 常に新聞やニュース注意し、 現代社会の問題を意識してみてください。 “ 歴史は、暗記ではない ”

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 歴史と現代社会



2週 ペリー来航 鎖国と開国
3週 開国とその影響
4週 幕末の貿易と混乱
5週 尊王攘夷運動の展開 薩摩と長州
6週 徳川慶喜の幕政改革 大政奉還と王政復古
7週 明治維新と文明開化
8週 中間試験
2ndQ
9週 明治初期の外交政策 岩倉使節団
10週 明治初期のアジア外交 中華思想
11週 朝鮮・琉球・ロシアとの外交
12週 アイヌ(北海道)・小笠原諸島 と 明治政府
13週 自由民権運動の展開
14週 国会開設と反政府の動き
15週 立憲政治の成立 明治憲法・帝国議会
16週 定期試験
後期
3rdQ
1週 ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下とその実態
2週 冷戦下の核開発競争
3週 核兵器をめぐる現状
4週 原爆投下をめぐる歴史認識 投下の理由
5週 原爆投下をめぐる歴史認識 正当性と戦争観
6週 日本の戦後と歴史認識
~ サンフランシスコ平和条約
7週 核の平和利用 原発の現状 日本と世界
8週 中間試験
4thQ
9週 帝国主義の時代
10週 日清戦争
11週 日露戦争
12週 第一次世界大戦 と 戦後の国際協調
13週 戦間期の日本経済
14週 軍・ファシズムの台頭
15週 第二次世界大戦と太平洋戦争
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。2
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。2
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。2
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。2
地歴・公民社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000