創造演習ⅠA

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 創造演習ⅠA
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 プリントを配布する
担当教員 中島 秀雄,川上 勝弥

到達目標

1.毎日、着実に自宅学習する習慣をつける。
2.グループ作業ができる。
3.道具を使って、紙、木材で立体的な造形ができる。
4.重さ、密度、力・モーメントの釣り合い、力と変形の基本的関係が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
グループ作業ができる。 グループ作業ができる。 グループ作業ができる。 グループ作業ができない。
道具を使って.紙、木材で立体的な造形ができる。道具を使って.紙、木材で立体的な造形がうまくできる。道具を使って.紙、木材で立体的な造形ができる。道具を使って.紙、木材で立体的な造形ができない。
重さ、密度、力・モーメントの釣合、力と変形の基本的関係が理解できる。重さ、密度、力・モーメントの釣合、力と変形の基本的関係が明確に理解できる。重さ、密度、力・モーメントの釣合、力と変形の基本的関係が理解できる。重さ、密度、力・モーメントの釣合、力と変形の基本的関係が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義による要綱の説明。模型製作、模型実験による力学の理解。レポート提出によるまとめと表現力の取得。
授業の進め方・方法:
講義、演習問題、実習  レポート提出 
注意点:
作業しやすい服装で出席する。毎回指定された工作用具を持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、電卓使用法、 学内でのPC利用法ガイダンス 電卓が使える
学内のPCが使える
2週 建物に働く力 建築物に働く代表的な力について理解する
3週 力・モーメントのつりあい 力とモーメントのつり合いについて理解する
4週 力と変形の関係 バネ定数の理解
5週 梁の変形 梁のたわみが生じる仕組みを理解する
6週 トラス構造 トラス構造の仕組みを理解する
7週 ブリッジコンテスト 長さのある構造物を合理的に作る方法を理解する
8週 中間試験 前半の授業内容を理解し、説明できる。
2ndQ
9週 ラーメン構造 ラーメン構造の仕組みと性質を理解する
10週 吊構造 吊構造の仕組みと性質を理解する
11週 アーチ構造 アーチ構造の仕組みと性質を理解する
12週 膜構造 膜構造の仕組みと性質を理解する
13週 ゲート模型模倣製作 ゲート模型を共同で製作できる。
14週 ゲート模型模倣製作 ゲート模型を共同で製作できる。
15週 期末試験 講義内容を理解し、応用できる。
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造建築構造の成り立ちを説明できる。1
力の定義、単位、成分について説明できる。3
力のモーメントなどを用い、力のつり合い(合成と分解)に関する計算ができる。2
骨組構造物に作用する荷重の種類について説明できる。1
トラスの種類を説明でき、トラスの部材力の意味について説明できる。1
はりの支点の種類、対応する支点反力、およびはりの種類やその安定性について説明できる。1
ラーメンやその種類について説明できる。1
設計・製図各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合500010040100
基礎的能力30001002060
専門的能力2000002040
分野横断的能力0000000