建築概論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築概論
科目番号 0012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 構造用教材(構造、構法関係の時間に使用)。その他、必要に応じてプリントの配布。
担当教員 大島 隆一,本多 良政,佐藤 篤史,横内 基,堀 昭夫,永峰 麻衣子,中山 昌尚,安高 尚毅,川上 勝弥,中島 秀雄

到達目標

1.生活と建築のかかわりを知ることができる
2.文化としての建築を知ることができる
3.「建築物を造る」を理解することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生活と建築の関わりについて明確に説明できる生活と建築のかかわりについて説明できる生活と建築のかかわりについて明確に説明できない
評価項目2文化としての建築について明確に説明できる文化としての建築について説明できる文化としての建築について明確に説明できない
評価項目3「建築物を造る」について明確に説明できる「建築物を造る」について説明できる「建築物を造る」について明確に説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築の一般論を知り、建築の基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
講義は建築学科全教員によるオムニバス形式となっている。
基本的に講義形式で進めていくが、ワークショップ形式で行う講義もある。
講義によっては小テストや課題を科すことがある。
注意点:
建築に関連する知識を深めるため日頃から周囲の風景や建築物に気を配るように心懸ける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 建築概論の概要について理解する
2週 ワークショップ(建築とは) 建築に対して考えていることを共有する
3週 街にある建物とその構成
街にある建物について理解する
4週 安心して暮らせる建物や街をつくるために 建築の生産体系について理解する
5週 自然と建築、建物内の環境 建物周辺の環境と建物の関係や室内の環境について理解する
6週 学内の建物を見る 学内の建物の見学を見学し、建物の仕組みついて力する
7週 建物と災害 建物と災害の関係について理解する
8週 中間試験 これまでの範囲を確認する
2ndQ
9週 建物を長く使うために 既存建物のメンテナンスについて理解する
10週 建物の変遷2 構造、構法、設備の変遷について理解する
11週 建物の変遷1 建物形式の変遷について理解する
12週 建物の建設にかかわる人 建築施工に関する概要を理解する
13週 世界遺産と建築 世界文化遺産(建物)について理解する
14週 知っておきたい近代建築 代表的な近代建築(日本、世界)や建築家を理解する
15週 ものづくりとしてのコミュニケーションツール-図面-
建築の図面について理解する
16週 期末試験 これまでの範囲を確認する
後期
3rdQ
1週 建築とコンピューター
CADやCG、各種解析等、建築業界とコンピューターとの関係について理解する
2週 建築の計画
建築計画について理解する
3週 室内空間計画(インテリア)
インテリアに関する考え方を理解する
4週 ワークショップ(人体寸法を知る)
室内空間や人体寸法を測り、空間認識を行う
5週 建築の構造1
建物の構造種別について理解する
6週 建築の構造2
構造の設計について理解する
7週 中間試験
これまでの範囲を確認する
8週 建築の設備1
生活や住環境と設備の関わりについて理解する
4thQ
9週 建築の設備2
建築に使われている設備について理解する
10週 建物の構法
建築構法や建物のディテールについて理解する
11週 建物の生産形態
建物の建設に関する事項を理解する
12週 建物の維持管理
建物の維持管理について理解する
13週 海外の事例について 海外の建築事例を理解する
14週 ワークショップ(建築学科で学ぶこと)
建築概論で学んだこと再確認する
15週 建築学体系
建築学科で学ぶ内容や建築を勉強した人の仕事について理解する
16週 期末試験 これまでの範囲を確認する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000070100
基礎的能力0000000
専門的能力30000070100
分野横断的能力0000000