建築史

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築史
科目番号 0014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 日本建築学会編「西洋建築史図集」「日本建築史図集」「東洋建築史図集」「近代建築史図集」
担当教員 安高 尚毅

到達目標

1.西洋の古代、中世、近世の建築の潮流について説明できる。
2.日本の原始、古代、中世、近世の建築の潮流について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1西洋の古代、中世、近世の建築の潮流について説明できる。西洋の古代、中世、近世の建築の潮流についての理解が不十分。西洋の古代、中世、近世の建築の潮流について説明できない。
評価項目2日本の原始、古代、中世、近世の建築の潮流について説明できる。日本の原始、古代、中世、近世の建築の潮流について理解が不十分。日本の原始、古代、中世、近世の建築の潮流について説明できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
西洋の建築の歴史、日本の建築の歴史を先史から近代直前までを講述する。
授業の進め方・方法:
スライド資料とプリントにより授業を進める。
注意点:
1. 世界の歴史的建造物や町並みに関する情報を日頃から収集し、理解を深めてほしい。
2. 京都・奈良での名刹を直に接することを推奨する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 歴史の流れについての把握
2週 オリエント、古代ギリシア エーゲ海文明、ギリシア文明、神殿、オーダーの把握
3週 古代ローマ 古代ローマにおける神殿、宮殿、教会、公共建築の把握
4週 ロマネスク・ゴシック 修道院、交差ヴォールト天井、リブヴォールトの把握
5週 ルネサンス ルネサンス期におけるパラッツォ、建築理論、理想都市の把握
6週 マニエリスム パラディオ建築、プロポーションの把握
7週 バロック、ロココ 反宗教改革運動、都市改造の把握
8週 中間試験 西洋建築史の概要が説明できる
4thQ
9週 日本の原始時代 竪穴式住居、古墳群の把握
10週 日本の古代建築 伊勢神宮、出雲大社、法隆寺、伽藍配置の把握
11週 日本の中世建築 大仏様、禅宗様、和様の把握
12週 日本の近世建築 霊廟、日光東照宮、権現造の把握
13週 日本の住宅建築 書院造り、数寄屋造り、桂離宮の把握
14週 日本の明治期の建築 東京駅、銀座レンガ街の把握
15週 まとめ 建築の歴史を勉強する意義を理解する
16週 期末試験 日本建築史の概要が説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000