到達目標
1.建築材料の物理的試験を通じて、構造材料に関する理解を深める。
2.実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等につ
いて基本的な説明ができる。
3.実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の
考察方法を適用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 構造材料について明確に説明できる. | 構造材料について説明できる. | 構造材料について明確に説明できない. |
評価項目2 | 実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等について明確に説明にできる. | 実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等について基本的な説明ができる. | 実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等について明確に説明できない. |
評価項目3 | 実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の考察方法を適確に適用することができる. | 実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の考察方法を適用することができる. | 実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の考察方法を適確に適用することができない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ②
説明
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JABEE (B)
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教育方法等
概要:
建築物において使用する材料についてその物性を実験を通じて理解する。実験および演習は12のテーマを行う。
また、実験レポートを作成することで、レポートの作成方法を習得する。
授業の進め方・方法:
4つのグループに分け、12のテーマをローテーションしながら行う。レポートは原則として次週に提出してもらう。
到達目標1~3について、レポートの提出状況並びにレポートの様式、記載内容を評価するとともに、実験内容の理解度を確認するための確認テストを実施し、60%以上の成績で評価する。
注意点:
1.授業前に実験の内容、実験方法及びこれまでに学習した実験に関係する事柄を確認すること。
2.試験毎に、担当および集合場所が変わるため注意すること。
3.適宜実験方法を説明して実習を行うため、集合時間を厳守すること。
4.材齢及び試験機の状況により、実験の項目が変更になる場合があるので注意すること。
5.実験には危険が伴うため、実験時の服装および態度には留意すること。
6.すべての実験項目に出席することを前提とし、欠席した実験項目については原則レポートの提出を認めない。
7.レポートの評価配分が高い科目であり、レポートが定期試験と同等以上に重要になる。したがって、一つでも未提出のレポートがある者に対しては、再試験および再評価を実施しない。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、演習1 |
コンクリートの調合設計ができる
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2週 |
セメント試験用試験片の作成 |
セメント試験用の試験片を作成することができる
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3週 |
セメント1週試験 |
セメント試験(曲げ試験、圧縮試験)を行うことができる
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4週 |
粗骨材試験 |
粗骨材のふるい分け、単位容積質量、実積率、密度、吸水率の試験を行うことができる
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5週 |
中性化試験、演習3 |
コンクリートの中性化試験を行い、中性化による劣化状況を理解できる
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6週 |
セメント4週試験 |
セメントの4週試験(曲げ試験、圧縮試験)を行い、セメントの強度が理解できる
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7週 |
非破壊試験、演習2 |
シュミットハンマーによる既存RC造建物のコンクリート強度の推定することができる
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8週 |
建物の劣化調査 |
既存建物の劣化状況を調査し、原因と対処方法について考察できるようになる
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4thQ |
9週 |
細骨材試験 |
細骨材のふるい分け、単位容積質量、実積率、密度、吸水率の試験を行うことができる
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10週 |
コンクリート練混ぜ試験 |
コンクリートの練り混ぜを行い、ワーカビリティの測定や供試体の作成を行うことができる
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11週 |
鋼材試験 |
鋼材(異形棒鋼、平鋼板)の引張試験を行うことができ、鋼材の性質が理解できる
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12週 |
コンクリート4週試験 |
コンクリートの4週試験(圧縮試験、割裂試験)を行うことができ、コンクリートの性質が理解できる
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13週 |
木材試験 |
木材の圧縮試験、曲げ試験を行うことができ、木材の性質が理解できる
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14週 |
演習4 |
骨組の力と変形の関係について説明することができる
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15週 |
確認試験 |
建築材料に関する試験に関する事項の説明ができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 0 | 0 | 0 | 90 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 90 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |