Creative Practice ⅣB

Course Information

College Oyama College Year 2017
Course Title Creative Practice ⅣB
Course Code 0016 Course Category Specialized / Elective
Class Format Experiment / Practical training Credits Academic Credit: 2
Department Department of Architecture Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 建築材料実験用教材、日本建築学会(丸善),(第 13 刷以降を推奨)
Instructor SUZUKI Shin-nosuke

Course Objectives

1.建築材料の物理的試験を通じて、構造材料に関する理解を深める。
2.実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等につ
いて基本的な説明ができる。
3.実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の
考察方法を適用できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1構造材料について明確に説明できる.構造材料について説明できる.構造材料について明確に説明できない.
評価項目2実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等について明確に説明にできる.実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等について基本的な説明ができる.実験を通じて、測定機器類の取り扱い方法や作業上の安全等について明確に説明できない.
評価項目3実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の考察方法を適確に適用することができる.実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の考察方法を適用することができる.実験結果を用いてレポートを作成し、計測値の解析方法や結果の考察方法を適確に適用することができない

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 ② See Hide
JABEE (B) See Hide

Teaching Method

Outline:
建築物において使用する材料についてその物性を実験を通じて理解する。実験および演習は12のテーマを行う。
また、実験レポートを作成することで、レポートの作成方法を習得する。
Style:
4つのグループに分け、12のテーマをローテーションしながら行う。レポートは原則として次週に提出してもらう。
到達目標1~3について、レポートの提出状況並びにレポートの様式、記載内容を評価するとともに、実験内容の理解度を確認するための確認テストを実施し、60%以上の成績で評価する。
Notice:
1.授業前に実験の内容、実験方法及びこれまでに学習した実験に関係する事柄を確認すること。
2.試験毎に、担当および集合場所が変わるため注意すること。
3.適宜実験方法を説明して実習を行うため、集合時間を厳守すること。
4.材齢及び試験機の状況により、実験の項目が変更になる場合があるので注意すること。
5.実験には危険が伴うため、実験時の服装および態度には留意すること。
6.すべての実験項目に出席することを前提とし、欠席した実験項目については原則レポートの提出を認めない。
7.レポートの評価配分が高い科目であり、レポートが定期試験と同等以上に重要になる。したがって、一つでも未提出のレポートがある者に対しては、再試験および再評価を実施しない。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st ガイダンス、演習1 コンクリートの調合設計ができる
2nd セメント試験用試験片の作成 セメント試験用の試験片を作成することができる
3rd セメント1週試験 セメント試験(曲げ試験、圧縮試験)を行うことができる
4th 粗骨材試験 粗骨材のふるい分け、単位容積質量、実積率、密度、吸水率の試験を行うことができる
5th 中性化試験、演習3 コンクリートの中性化試験を行い、中性化による劣化状況を理解できる
6th セメント4週試験 セメントの4週試験(曲げ試験、圧縮試験)を行い、セメントの強度が理解できる
7th 非破壊試験、演習2 シュミットハンマーによる既存RC造建物のコンクリート強度の推定することができる
8th 建物の劣化調査 既存建物の劣化状況を調査し、原因と対処方法について考察できるようになる
4th Quarter
9th 細骨材試験 細骨材のふるい分け、単位容積質量、実積率、密度、吸水率の試験を行うことができる
10th コンクリート練混ぜ試験 コンクリートの練り混ぜを行い、ワーカビリティの測定や供試体の作成を行うことができる
11th 鋼材試験 鋼材(異形棒鋼、平鋼板)の引張試験を行うことができ、鋼材の性質が理解できる
12th コンクリート4週試験 コンクリートの4週試験(圧縮試験、割裂試験)を行うことができ、コンクリートの性質が理解できる
13th 木材試験 木材の圧縮試験、曲げ試験を行うことができ、木材の性質が理解できる
14th 演習4 骨組の力と変形の関係について説明することができる
15th 確認試験 建築材料に関する試験に関する事項の説明ができる
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度レポートその他Total
Subtotal10000900100
基礎的能力0000000
専門的能力10000900100
分野横断的能力0000000