現代建築論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 現代建築論
科目番号 0023 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 SD 選書
担当教員 安高 尚毅

到達目標

1 近代・現代建築のムーブメントを説明することが出来ること。
2 現代建築の発生過程について近代建築を参照し、説明出来ること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代・現代建築のムーブメントを説明することが出来る。近代・現代建築のムーブメントの理解が不十分。近代・現代建築のムーブメントの理解ができていない。
評価項目2現代建築の発生過程について近代建築を参照し、説明出来る。現代建築の発生過程についての理解が不十分。現代建築の発生過程について近代建築を参照し、説明出来ない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ⑤ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
モダニズムとポストモダニズムの考え方の違いについて講述する。
授業の進め方・方法:
おもにスライド資料とプリントにより授業を進める。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 近代建築と現代建築の違いを把握
2週 モダニズム建築の夜明け デスティル、ゼセッション、オットーワーグナー、アールヌーボー、アールデコ、ガウディの把握
3週 フランク・ロイド・ライトの建築 フランク・ロイド・ライトの建築の把握
4週 ミース・ファンデル・ローエの建築 ミース・ファンデル・ローエの建築の把握
5週 ル・コルビジエと坂倉準三と前川国男と吉坂隆正の建築 ル・コルビジエの建築の把握
6週 丹下健三と菊竹清訓の建築 丹下健三と菊竹清訓の建築の把握
7週 モダニズムとポストモダニズム(自邸) モダニズムとポストモダニズムの
考え方の違いを理解する
8週 中間試験 モダニズム建築と近代建築の巨匠について説明することができる
2ndQ
9週 ザハ・ハディッドとレム・コールハースの建築 ハ・ハディッドとレム・コールハースの建築の把握
10週 ダニエル・リベスキンドとコープ・ヒンメルブラウとサンチアゴ・カラトラバの建築 ダニエル・リベスキンドとコープ・ヒンメルブラウとサンチアゴ・カラトラバの建築の把握
11週 ジャン・ヌーベルとピーター・ズントーの建築 ジャン・ヌーベルとピーター・ズントーの建築の把握
12週 磯崎新と黒川紀章の建築 磯崎新と黒川紀章の建築の把握
13週 安藤忠雄と伊東豊雄の建築 安藤忠雄と伊東豊雄の建築の把握
14週 内藤廣と大江匡の建築 内藤廣と大江匡の建築の把握
15週 世界の建築と建築家 世界の建築を知ることの重要性の把握
16週 期末試験 近現代の主要な建築家と作品について説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。2
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。4
近現代都市の特質と課題について説明できる。4
近代の都市計画論について説明できる。4
現代にいたる都市計画論について説明できる。4
都市と農村の計画について説明できる。4
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000