人間と科学Ⅱ(歴史学)

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 人間と科学Ⅱ(歴史学)
科目番号 0025 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特に指定しない。プリントを配布する
担当教員 酒入 陽子

到達目標

1.現代と異なる価値観をもつ 15~17 世紀の日本社会の多様なあり方、特色を説明できる。
2.我々が知ることができる「歴史」とは、後世の由緒等を含み形成されたものであることを理解できる。
3.日本史研究の進展に伴う学説の変化等により、歴史の捉え方が変わることを理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代と異なる価値観をもつ 15~17 世紀の日本社会の多様なあり方、特色を、正確に説明できる。現代と異なる価値観をもつ 15~17 世紀の日本社会の多様なあり方、特色を説明できる。現代と異なる価値観をもつ 15~17 世紀の日本社会の多様なあり方、特色を説明できない。
評価項目2我々が知ることができる「歴史」とは、後世の由緒等を含み形成されたものであることを正確に理解できる。我々が知ることができる「歴史」とは、後世の由緒等を含み形成されたものであることを理解できる。我々が知ることができる「歴史」とは、後世の由緒等を含み形成されたものであることを理解できない。
評価項目3日本史研究の進展に伴う学説の変化等により、歴史の捉え方が変わることを正確に理解できる日本史研究の進展に伴う学説の変化等により、歴史の捉え方が変わることを理解できる日本史研究の進展に伴う学説の変化等により、歴史の捉え方が変わることを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本の戦国時代から江戸時代初期について、史実から伝説が生まれる様子や、「歴史を語る」ことの意味を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義、学生プレゼンテーション、ビデオなどを使い、進めていく。
注意点:
1.講義の中で、毎時間、授業内容に関連したリアクションペーパーの提出を求めます。積極的に授業に参加するように。
2.定期試験では、各自のリサーチに基づいた小論文を課します

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.イントロダクション 歴史の実像と虚像
2週 2.歴史の読み解き方 情報リテラシーとリサーチ
3週 3.戦国時代① 中世から近世へ 何が変わり、何が変わらなかったのか? 自力救済社会の終焉
4週 4.戦国時代② 戦国時代の終焉とは 戦国大名としての信長・秀吉・家康 中世の兵農分離
5週 5.信長の時代① 対伝統的権力 -天皇・朝廷、将軍、寺社勢力
6週 6.信長の時代② 都市・流通政策 -関所の撤廃、楽市楽座、撰銭令
7週 7.信長の時代③ 軍事的カリスマ性の実態 -桶狭間・長篠の戦い、本能寺の変、信長の天下統一事業
8週 8.中間試験
4thQ
9週 9. 秀吉の時代① 代表的とされる政策 -太閤検地・刀狩・惣無事・キリシタン禁制
10週 10.秀吉の時代② 朝廷への接近と文化政策 -天皇・朝廷、官位と家柄操作
11週 11.秀吉の時代③ 秀吉の対外戦争 -朝鮮出兵・冊封体制
12週 12.家康の時代① 権力確立まで -今川の人質時代から豊臣大名徳川氏へ
13週 13.家康の時代② 豊臣五大老から天下人へ -家康と江戸、徳川家臣団
14週 14.家康の時代③ 関ヶ原の戦いと大坂の陣 -東照神君の成立
15週 15.総括
16週 前期定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000