創造演習ⅡB

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 創造演習ⅡB
科目番号 0034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材 建築デザインの製図方法から簡単な設計まで、コンパクト建築設計資料集成
担当教員 崔 熙元

到達目標

1、建築家の作品の増築計画として、既存建物の図面を読み取り、増築を考案できる
2、ウィークエンドハウス(木造)の計画として、空間を創造性豊かにデザインし、そのプレゼンテーションができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築家の作品の増築計画として、既存建物の図面を読み取り、増築を創造的に考案できる建築家の作品の増築計画として、既存建物の図面を読み取り、増築 考案できる建築家の作品の増築計画として、既存建物の図面を読み取り、増築を考案できない
評価項目2ウィークエンドハウス(木造)の 計画として、空間を創造性豊かにデザインし、そのプレゼンテーションが明確にできるウィークエンドハウス(木造)の計画として、空間を創造し、そのプレゼンテーションができるウィークエンドハウス(木造)の計画として、空間を創造できない、そのプレゼンテーションができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
初めての建築設計として、建築家の建物を題材にその増改築計画を考案し図面を描く。またウィークエンドハウス(別荘)の計画を考案し空間の創造性・デザイン性を学びプレゼンテーション(発表)を学ぶ。
授業の進め方・方法:
前半を大島、後半を新任教員が担当する。
それぞれ、一つの計画課題について、エスキスとして案構築のチェックを数回行い、その後図面や模型作成完成させる。
注意点:
様々な建築図面を見てそれを理解しようとすると共に、建築家のドローイング集やデザイン雑誌などから良いものを吸収して欲しい。デザインは様々な条件を整理して形を探求する過程なので、臆せずあらゆる可能性を試行して欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築家の作品の増築計画、作品研究 建築家の作品の増築計画、作品研究と案の概要を決定する
2週 機能構成、ブロックプラン 機能構成、ブロックプランを決定する
3週 平面構成 平面構成を検討する
4週 平面構成 平面構成を決定する
5週 立断面計画 立断面計画を検討・決定する
6週 模型製作 模型製作にて空間構成を確認する
7週 図面表現 図面を製作・表現方法を理解する
8週 提出及び講評 他作品も含め計画案の理解を深める
4thQ
9週 ウイークエンドハウス、課題説明、参考事例参照 設計諸元の整理 ウイークエンドハウス、課題説明、参考事例参照 設計諸元の整理し案を決定する
10週 配置計画・平面構成の検討 配置計画・平面構成の検討し決定する
11週 配置・平面・立面・断面計画の検討(エスキス模型) 配置・平面・立面・断面計画の検討(エスキス模型)し、案を進める
12週 エスキス最終チェック(エスキス模型) エスキス最終チェック(エスキス模型) にて案を決定する
13週 プレゼン図等作成 プレゼン図等作成し図面を完成させる
14週 提出(図面・模型) 提出(図面・模型) する
15週 作品発表・講評 他作品も含め計画案の理解を深める
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史モデュールについて説明できる。2
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。2
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。2
建築計画・設計の手法一般について説明できる。2
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。3
線の描き分け(3種類程度)ができる。3
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。3
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。3
図面の種類別の各種図の配置を理解している。3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。2
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。2
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。2
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。2
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。2
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。2
建築における形態(ものの形)について説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000