建築設計IA

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建築設計IA
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 小林 基澄,加藤 浩司

到達目標

1. 住宅における建築計画を理解し、設計できる
2. 住宅における創造的な設計をし、プレゼンできる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築計画を理解し、正確に設計できる建築計画を理解し、設計できる建築計画を理解し、設計できない
評価項目2創造的な設計をし、適切にプレゼンできる創造的な設計をし、プレゼンできる創造的な設計をし、プレゼンできない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築設計について
本課題では、「集合住宅」の建築計画および設計を行う。
「共に生活する住まい」として、6人の自立した社会人が住まう木造住宅を設計してください。居住者の属性(性別、年齢、職業、ライフスタイルなど)、間柄はそれぞれ設定し、共に生活するコンセプトのある住まいを提案してください。
授業の進め方・方法:
授業は、演習形式とする
注意点:
実際の建築空間を体験したり、建築講演会、建築展への参加、建築雑誌・DVDなど情報収集を継続して行うこと。
作品のクオリティは、創意工夫とかけた時間によって高まります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス授業説明、参考事例作成と提出(授業終了時) 建築設計の位置づけを理解する
木造集合住宅の参考作品を探すことができ理解する
2週 コンセプトシート作成と提出(授業終了時) コンセプトの構築を提案できる
3週 参考事例とコンセプトシート返却コメント
配置図エスキス作成
配置図1/100エスキス作成と提出(授業終了時)
参考作品、コンセプトから自身の計画を作成できる
配置図を提案できる
4週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
平面図1/100エスキス作成と提出(授業終了時)
平面図を提案できる
5週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
平面図1/100エスキス作成と提出(授業終了時)
コメントを理解し平面図を提案できる
6週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
断面図1/100エスキス作成と提出(授業終了時)
断面図を提案できる
7週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
断面図1/100エスキス作成と提出(授業終了時)
コメントを理解し断面図を提案できる
8週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
立面図1/100エスキス作成と提出(授業終了時)
立面図を提案できる
2ndQ
9週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
全エスキス・エスキス模型(ボリューム)模型1/100作成と提出(授業終了時)
平面図、立面図、断面図を提案できる
10週 前回提出物のコメントと、エスキスチェック、提出物作成
全エスキス・エスキス模型(ボリューム)模型1/100作成と提出(授業終了時)
平面図、立面図、断面図を提案できる
11週 図面作成、模型作製 平面図、立面図、断面図、模型を作成できる
12週 図面作成、模型作製 平面図、立面図、断面図、模型を作成できる
13週 図面作成、模型作製
図面提出(授業終了時)
平面図、立面図、断面図、模型を作成できる
14週 模型作製
模型提出(授業終了時)
模型を作成できる
15週 発表会 提案をプレゼンテーションできる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史方法・制度の変遷について説明できる。3
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。3
モデュールについて説明できる。3
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。3
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。3
建築計画・設計の手法一般について説明できる。3
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。3
線の描き分け(3種類程度)ができる。3
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。3
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。3
図面の種類別の各種図の配置を理解している。3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。3
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。3
建築における形態(ものの形)について説明できる。3

評価割合

発表(図面等)その他(エスキス等)合計
総合評価割合7030100
専門的能力7030100