人間と科学Ⅰ(社会学Ⅰ)

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 人間と科学Ⅰ(社会学Ⅰ)
科目番号 0052 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 神谷 悠介

到達目標

(1)社会学の基礎的な概念・理論・方法を習得することができる。
(2)ジェンダー・セクシュアリティ・階層・エスニシティなどに注目して、現代社会の問題を説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会学の基礎的な概念・理論・方法を正しく習得することができる。社会学の基礎的な概念・理論・方法を習得することができる。社会学の基礎的な概念・理論・方法を習得することができない。
評価項目2ジェンダー・セクシュアリティ・階層・エスニシティなどに注目して、現代社会の問題を正しく説明することができる。ジェンダー・セクシュアリティ・階層・エスニシティなどに注目して、現代社会の問題を説明することができる。ジェンダー・セクシュアリティ・階層・エスニシティなどに注目して、現代社会の問題を説明することができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる
JABEE (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会学の基礎的な概念・理論・方法を踏まえて、ジェンダー・セクシュアリティ・階層・エスニシティなどに注目して、現代社会の問題を取り扱う。
授業の進め方・方法:
上記2点について、前期中間試験、前期末試験、後期中間試験、後期末試験、および授業内課題によって評価する。前期中間試験・前期末試験・後期中間試験・後期末試験を80%、授業内課題を20%で評価する。
注意点:
特になし。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ガイダンス 授業の到達目標および基礎概念を確認する。
2週 2.社会学の基礎概念を理解する1 社会学的想像力と社会調査を理解する。
3週 3.社会学の基礎概念を理解する2 社会学の学説史を整理する。
4週 4.ジェンダーとセクシュアリティ ジェンダー・セクシュアリティ概念を理解する。
5週 5.LGBTとは何か 性的多様性を捉えるための視点を整理する。
6週 6.格差社会とネオリベラリズム 近年の経済格差拡大の背景を考察する。
7週 7.ポジショナリティとは何か 社会問題をめぐる当事者性・非当事者性を理解する。
8週 8.中間試験 ここまでの内容を復習する。
2ndQ
9週 9.インターセクショナリティとは何か インターセクショナリティの視座(IP)を習得する。
10週 10.エスニシティ/セクシュアリティ/階層 前回取り上げたIPから標記のテーマを分析する。
11週 11.近代社会と監視 フーコーの議論から近代における監視を考察する。
12週 12.現代社会と監視 ライアンの監視社会論から現代社会を捉える。
13週 13.宗教の歴史と現在 様々な伝統宗教の特徴を整理する。
14週 14.環境問題の歴史 公害対策から環境保護への歴史的転換を理解する。
15週 15.総括 ここまでの内容を復習する。
16週 前期定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000