概要:
CAD、3DCAD、エクセル、ワード、VBA、数値計算、データ処理を学ぶ。
授業の進め方・方法:
2コマ授業の前半をCAD関係、後半を表計算・プログラミング関係で実施する。
学科内PCを個々人が利用して行う演習授業が基本となる。
演習内容により、提出物を求める。
注意点:
1.リポート作成や卒業研究・設計等でのコンピュータの利用頻度が高いので、目的意識をしっかりもって授業にあたること。
2.建築CADは基本事項と応用を短期間で学ぶことになるが、もっと身につける必要があると感じた学生は積極的に自己学習を進める。
3.コンピュータ利用が社会的にも必須であり、それを自分なりの活用ができるようになって欲しい。
4.プログラミングはとにかく自分でやってみる事が大切である。情報科学教育研究センターのパソコンもしくは個人パソコンを使って果敢に取り組んで欲しい。
修正事項
授業計画順番の変更(2021.4.2)
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前半:本授業のガイダンス(VBA) 後半:本授業のガイダンス |
前半:VBA 授業の概要を説明する。 後半:本授業で行われるCADについて概要を理解する
|
2週 |
前半:VBA の基本操作(1) 後半:CAD基本1 |
前半:EXCEL、VBA の基本操作を理解する。 後半:CAD 基本を理解する
|
3週 |
前半:VBA の基本操作(2) 後半:CAD基本2、CAD 平面図演習 |
前半:VBAの基本操作を理解し、使ってみる。 後半:CAD 基本操作を理解しノートを提出する、CAD 平面図演習として下書き・躯体・建具を描く
|
4週 |
前半:セルの操作と変数 後半:CAD 平面図演習 |
前半:セルの操作と変数を理解する 後半:CAD 平面図演習として下書き・躯体・建具を描く
|
5週 |
前半:簡単な計算のプログラミング(1) 後半:CAD 平面敷地図演習 |
前半:簡単な計算のプログラミングを実践しプログラミングを理解する(1) 後半:CAD 平面敷地図演習として敷地、寸法、図面枠等を描く
|
6週 |
前半:簡単な計算のプログラミング(2) 後半:CAD断面図演習 |
前半:簡単な計算のプログラミングを実践しプログラミングを理解する(2) 後半:CAD 平面敷地図演習として必要なツールを網羅した図面をプリント提出する
|
7週 |
前半:分岐処理(1) 後半:CAD断面図演習 |
前半:分岐処理を理解する(1) 後半:CAD断面図演習として必要なツールを網羅した図面をプリント提出する
|
8週 |
前半:分岐処理(2) 後半:CAD立面図演習 |
前半:分岐処理を理解する(2) 後半:CAD立面図演習として必要なツールを網羅した図面をプリント提出する
|
2ndQ |
9週 |
前半:繰り返し処理(1) 後半:プレゼンテーション画像処理テクニック演習、CAD図面活用テクニック演習 |
前半:繰り返し処理を理解する(1) 後半:プレゼンテーション画像処理テクニック、CAD図面活用テクニックを理解する
|
10週 |
前半:繰り返し処理(2) 後半:プレゼンテーションCAD図面活用演習 |
前半:繰り返し処理を理解する(2) 後半:プレゼンテーション画像処理テクニック、CAD図面活用テクニックを理解する
|
11週 |
前半:配列(1) 後半:Vectorworks 2次元図面練習 |
前半:配列を理解する(1) 後半:Vectorworks 2次元図面を理解する
|
12週 |
前半:配列(2) 後半:Vectorworks 2次元図面練習 |
前半:配列を理解する(2) 後半:Vectorworks 2次元図面をテキストによる演習で完成した成果をプリント提出する
|
13週 |
前半:配列(3) 後半:Vectorworks3次元練習 |
前半:配列を理解する(3) 後半:Vectorworks 3次元を理解する
|
14週 |
前半:VBA 総合演習(1) 後半:Vectorworks3次元練習 |
前半:VBA 総合演習としてこれまでの範囲を理解する(1) 後半:Vectorworks 3次元をテキストによる演習で完成した成果をプリント提出する
|
15週 |
前半:VBA 総合演習(2) 後半:情報セキュリティー教育 |
前半:VBA 総合演習としてこれまでの範囲を理解する(2) 後半:情報セキュリティーについて理解する
|
16週 |
VBAに関する試験
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前15 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前15 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前15 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前15 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前3,前5,前6 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前3,前5,前6 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前15 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前15 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前15 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前15 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 3 | 前13,前14,前15 |