Building Mechanics

Course Information

College Oyama College Year 2019
Course Title Building Mechanics
Course Code 0067 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Department of Architecture Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 寺本隆幸,建築構造の力学II,森北出版,2007
Instructor HORI Akio

Course Objectives

1.骨組解析や動的解析の基本的な方法を説明できる。
2.前項がどのような手順で数値計算されるか説明できる。
3.計算結果を盲信しないための基礎力を醸成する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1骨組解析や動的解析の基本的な方法を明確に説明できる。骨組解析や動的解析の基本的な方法を説明できる。骨組解析や動的解析の基本的な方法を説明できない。
評価項目2前項がどのような手順で数値計算されるか明確に説明できる。前項がどのような手順で数値計算されるか説明できる。前項がどのような手順で数値計算されるか説明できない。
評価項目3計算結果を盲信しないための基礎力を的確に身につける。計算結果を盲信しないための基礎力を身につける。計算結果を盲信しないための基礎力が身につかない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 ④ See Hide
JABEE (A) See Hide

Teaching Method

Outline:
骨組解析法(マトリクス法)や動的解析法(振動応答)について学ぶ。
現在の構造解析は,コンピュータ利用が前提となっており,解析の基礎理論を学ぶ。
※実務との関係 この科目は企業で強非線形3次元骨組解析の理論作成・プログラミングを担当していた教員が,その経験を生かし,骨組解析・動的応答解析について講義形式で授業を行うものである。
Style:
1.授業内容は講義を基本として行う。
2.数学的な補足説明は,理工系一般教養の数学部分とし,高校数学部分は既習とする。
Notice:
1.今までに学んだ,構造力学,鋼構造,鉄筋コンクリート構造,応用物理,などの授業が,微分積分,線形代数,情報処理,などを内包しながら有機的につながって来るのが本科目の内容となっている。
2.1-6週,7,9週,10-15週が,それぞれ大きな塊に相当する。各塊の中では,易から難へ話が進むので,それぞれの初期段階ほど,物理的な概念理解をしっかりやっておくこと。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st たわみ角法の概括 既習のたわみ角法の応用レベルの理解
2nd 固定法の概括 既習の固定法の応用レベルの理解
3rd 連立1次方程式,トラスの剛性マトリクス 掃出し法,変位,外力ベクトル,剛性マトリクス,の理解
4th 梁の剛性マトリクス 梁の曲げ剛性,梁部材の剛性マトリクス,の理解
5th 平面骨組の剛性マトリクス 2次元中の座標変換,全体剛性マトリクス,部材応力,の理解
6th 立体骨組の剛性マトリクス 建物のモデル化,3次元中の座標変換,の理解
7th 部材の弾塑性性状 完全弾塑性,塑性断面係数,部材耐力,の理解
8th 中間試験 これまでの範囲を理解する
2nd Quarter
9th 保有水平耐力 崩壊メカニズム,塑性解析法,骨組耐力,の理解
10th 1質点系の自由振動の概括 既習の1質点振動の応用レベルでの理解
11th 地動による1質点系の応答 1質点系での共振や地震応答,の理解
12th 建物モデルと多質点系への置換 剛床仮定,質量集中,層と階,ねじれ,の理解
13th せん断型多質点系の自由振動 質量マトリクス,固有値,固有ベクトル,の理解
14th せん断型多質点系の地震応答 単位地動,刺激係数,モード合成,地震応答,の理解
15th 弾塑性地震応答解析 弾塑性地震応答解析の例,応答スペクトル,の理解
16th 定期試験 これまでの範囲を理解する

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000