生産システム工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 生産システム工学
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 須賀雅夫著、システム工学、コロナ社(2004)/人見勝人著、生産システム工学、共立出版(2012)
担当教員 山城 光雄

到達目標

1.生産システム工学に関する基礎を学び、演習を通してより深く理解できる.
2.生産システムの最適化設計の考え方を理解でき、さらに応用例を学ぶことができる.
3.生産に関する計画、設計、開発、運用、評価などの考え方を系統的に理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
生産システム工学に関する基礎を学ぶ1.生産システム工学を学び、演習を通して生産システムがより深く理解できる.1.生産システム工学を学び、演習を通して生産システムについて理解できる.1.生産システム工学を学び、演習を通して生産システムについて理解できない.
生産システムの最適化設計の考え方を理解する2. 生産システムの最適化設計の考え方を理解でき、さらに応用例を理解できる.2. 生産システムの最適化設計の考え方を理解できる.2. 生産システムの最適化設計の考え方を理解できない.
生産に関する計画、設計、開発、運用、評価などの考え方を系統的に学ぶ3.生産に関する計画、設計、開発、運用、評価などの考え方を系統的に理解できる.3.生産に関する計画、設計、開発、運用、評価などの考え方を理解できる.3.生産に関する計画、設計、開発、運用、評価などの考え方を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.生産システム工学に関する基礎を学び、最適化設計の考え方を学ぶ.
2.生産に関する計画、設計、開発、運用、評価などの考え方を系統的に教授する.
授業の進め方・方法:
1. 授業方法は講義を中心に行う.
2. 理解を深めるために演習または課題を与えてレポートの提出を求める.

注意点:
・学年末試験後の再試験実施対象者については,試験返却時に別途申し伝える.
・学生へのメッセージ
 1.講義中は、理解しながらノートに記録し、理解できなかった項目は質問すること。
 2.質問がある場合、授業の後に受け付けるが、電子メールでも質問を受け付ける。
 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.生産システム工学 生産システム工学について理解できる
2週 2.順序付け問題、人員割当問題 順序付け問題、人員割当問題を理解できる
3週 3.生産予測 生産予測を理解できる
4週 4.行列 行列について理解できる
5週 5.産業連関分析 産業連関分析を理解できる
6週 6.システムの計画、事前評価 システムの計画、事前評価を理解できる
7週 7.待合せ理論 待合せ理論を理解できる
8週 8.システム・ダイナミックス(SD) システム・ダイナミックス(SD)を理解できる
4thQ
9週 9.生産計画、線形計画法 生産計画、線形計画法を理解できる
10週 10.ゲームの理論、純粋戦略、混合戦略 ゲームの理論、純粋戦略、混合戦略を理解できる
11週 11.最適工程計画、動的計画法 最適工程計画、動的計画法を理解できる
12週 12.信頼性設計、直列・並列システム 信頼性設計、直列・並列システムを理解できる
13週 13.PERT、1点見積り PERT、1点見積りを理解できる
14週 14.PERT、 3点見積り PERT、 3点見積りを理解できる
15週 15.事後評価、追跡評価の考え方 事後評価、追跡評価の考え方を理解できる
16週 期末試験 これまでの範囲を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野工作鋳物の作り方、鋳型の要件、構造および種類を説明できる。5
精密鋳造法、ダイカスト法およびその他の鋳造法における鋳物の作り方を説明できる。5
鋳物の欠陥について説明できる。5
溶接法を分類できる。5
ガス溶接の接合方法とその特徴、ガスとガス溶接装置、ガス溶接棒とフラックスを説明できる。5
アーク溶接の接合方法とその特徴、アーク溶接の種類、アーク溶接棒を説明できる。5
サブマージアーク溶接、イナートガスアーク溶接、炭酸ガスアーク溶接で用いられる装置と溶接のしくみを説明できる。5
塑性加工の各加工法の特徴を説明できる。5
切削加工の原理、切削工具、工作機械の運動を説明できる。5
バイトの種類と各部の名称、旋盤の種類と構造を説明できる。5
フライスの種類と各部の名称、フライス盤の種類と構造を説明できる。5
ドリルの種類と各部の名称、ボール盤の種類と構造を説明できる。5
切削工具材料の条件と種類を説明できる。5
切削速度、送り量、切込みなどの切削条件を選定できる。5
切削のしくみと切りくずの形態、切削による熱の発生、構成刃先を説明できる。5
研削加工の原理、円筒研削と平面研削の研削方式を説明できる。5
砥石の三要素、構成、選定、修正のしかたを説明できる。5
ホーニング、超仕上げ、ラッピングなどの研削加工を説明できる。5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000