到達目標
1. シーケンス制御の基礎となるブール代数の公理および定理を理解 し,冗長な(無駄のある)論理回路(式)を簡単化できること.
2. シーケンス制御の回路を論理回路およびリレー回路で作成できること.
3. シーケンス制御の回路結線図とフローチャートを読み解き,タイム チャート,ラダー図,プログラムを作成できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | シーケンス制御の基礎となるブール代数の公理および定理を十分理解し,冗長な(無駄のある)論理回路(式)を簡単化できる. | シーケンス制御の基礎となるブール代数の公理および定理を理解し,冗長な(無駄のある)論理回路(式)を簡単化できる. | シーケンス制御の基礎となるブール代数の公理および定理が理解できなく,冗長な(無駄のある)論理回路(式)を簡単化できない. |
到達目標2 | シーケンサ制御の回路を論理回路およびリレー回路で正確に作成できる. | シーケンサ制御の回路を論理回路およびリレー回路で作成できる. | シーケンサ制御の回路を論理回路およびリレー回路で作成できない. |
到達目標3 | シーケンス制御の回路結線図とフローチャートを読み解き,タイム チャート,ラダー図,プログラムを正確に作成できる. | シーケンス制御の回路結線図とフローチャートを読み解き,タイム チャート,ラダー図,プログラムを作成できる. | シーケンス制御の回路結線図とフローチャートを読み解けず,タイム チャート,ラダー図,プログラムを作成できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ③
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JABEE (c)
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JABEE (C)
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教育方法等
概要:
シーケンス制御の基礎理論や基礎回路の学習をし.回路を論理回路およびリレー回路,回路結線図とフローチャートを読み解き,タイム チャート,ラダー図,プログラムを作成できるようにする.
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位のため,事前・事後学習としてレポートの提出を求める.
注意点:
授業内容は学生の理解度に応じて適宜変更することがある.
隔年開講科目です(2024年度開講).
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
自動制御の基礎 |
自動制御の種類や方法などについて理解することができる.
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2週 |
シーケンス制御の基本部品① |
シーケンス制御に用いられる入出力装置について理解することができる.
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3週 |
シーケンス制御の基本部品② |
シーケンス制御に用いられる入出力装置について理解することができる.
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4週 |
シーケンス制御の基本部品③ |
シーケンス制御に用いられる入出力装置について理解することができる.
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5週 |
リレーシーケンスの基礎① |
リレーシーケンスについて理解し,シーケンス図やタイムチャートをかくことができる.
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6週 |
リレーシーケンスの基礎② |
論理回路,ブール代数,カルノー図について理解し,論理回路ののシーケンス図をかくことができる.
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7週 |
リレーシーケンス制御の基礎回路 |
自己保持回路やワンショット回路などの基礎回路について理解し,それらのシーケンス図やタイムチャートをかくことができる.
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8週 |
リレーシーケンス制御の応用回路 |
リレーシーケンス制御の基礎回路を組み合わせたフリッカ回路,信号機回路などについて理解することができる.
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2ndQ |
9週 |
PLCの基本 |
PLCを用いたシーケンス制御について理解することができる.
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10週 |
ラダー図の基礎① |
ラダー図や命令語について理解することができる.
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11週 |
ラダー図の基礎② |
ラダー図や命令語について理解することができる.
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12週 |
PLCシーケンス制御の基礎回路 |
PLCを用いた自己保持回路やワンショット回路などの基礎回路について理解し,それらのラダー図をかくことができる.
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13週 |
PLCシーケンス制御の応用回路 |
PLCを用いたフリッカ回路,信号機回路などについて理解することができる.
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14週 |
リレーシーケンス制御演習① |
要求された動作を実現するリレーシーケンス制御の回路設計と部品選定を行うことができる.
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15週 |
リレーシーケンス制御演習② |
リレーシーケンス制御実習装置を用いて,実際に様々な回路を組み,動作させることができる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | 自動制御の定義と種類を説明できる。 | 5 | |
フィードバック制御の概念と構成要素を説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
到達目標1 | 40 | 40 |
到達目標2 | 30 | 30 |
到達目標3 | 30 | 30 |