計測システム論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 計測システム論
科目番号 0001 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(電子制御工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 佐々木公男、「ディジタル信号処理 基礎理論と方法論」、丸善(2001)
担当教員 平田 克己

到達目標

1.代表的な関数をフーリエ級数展開することができる。
2.代表的な関数をフーリエ変換しスペクトルを求めることができる。
3.代表的な関数の Z 変換を求めることができる。
4.信号処理を用いた先端技術について調査してその有用性や課題を見つけて文章にまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.代表的な関数をフーリエ級数展開することができる。代表的な関数を正確にフーリエ級数展開することができる。代表的な関数を多少の誤りはあるがフーリエ級数展開することができる。代表的な関数を全くまたはほとんどフーリエ級数展開することができない。
2.代表的な関数をフーリエ変換しスペクトルを求めることができる。代表的な関数を正確にフーリエ変換しスペクトルを求めることができる。代表的な関数を多少の誤りはあるがフーリエ変換しスペクトルを求めることができる。代表的な関数を全くまたはほとんどフーリエ変換しスペクトルを求めることができない。
3.代表的な関数の Z 変換を求めることができる。代表的な関数のz変換を正確に求めることができる。代表的な関数のz変換を多少の誤りはあるが求めることができる。代表的な関数のz変換を全くまたはほとんど求めることができない。
4.信号処理を用いた先端技術について調査してその有用性や課題を見つけて文章にまとめることができる。信号処理を用いた先端技術について調査してその有用性や課題を見つけて正確かつ論理的に文章にまとめることができる。4.信号処理を用いた先端技術について調査してその有用性や課題をある程度見つけて多少の誤りや論理的ではない部分はあるものの文章にまとめることができる。4.信号処理を用いた先端技術について調査してその有用性や課題を見つけることができず、全くまたはほとんど文章にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:
各自で事前に教科書を購入しておくこと。
必要に応じて適宜コンピュータを用いた実習を行う。
上記「評価方法」のとおり評価し科目合否が決定するので、レポートが 1 件でも未提出の場合には不合格となるので注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、信号とは、信号処理とは
2週 信号空間
3週 フーリエ級数展開
4週 フーリエ変換
5週 標本化定理
6週 離散フーリエ変換
7週 高速フーリエ変換
8週 Z変換
4thQ
9週 線形フィルタの基礎
10週 不規則信号解析
11週 相関関数とパワースペクトル
12週 周波数伝達関数の推定
13週 信号処理実習(1)
14週 信号処理実習(2)
15週 信号処理実習(3)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野制御伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。4
ブロック線図を用いてシステムを表現することができる。4

評価割合

調査レポート自学自習課題合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000