概要:
スイッチング電源の回路構成は簡単であるが、過渡応答特性や効率改善は非常に奥深く、今も研究が続けられている。 多種多様な電源が開発されており、それらの中から基本的な構成・動作のスイッチング電源を学習する。
授業の進め方・方法:
期末試験の成績を6割、自学自習課題・レポートを4割として評価する。期末試験および演習レポート(数回実施)の合計が 60%以上で達成とする。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 5 | |
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。 | 5 | |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。 | 5 | |
合成インピーダンスや分圧・分流の考え方を用いて、交流回路の計算ができる。 | 5 | |
相互誘導を説明し、相互誘導回路の計算ができる。 | 3 | |
理想変成器を説明できる。 | 3 | |
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。 | 5 | |
RL直列回路やRC直列回路等の単エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。 | 3 | |
RLC直列回路等の複エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。 | 3 | |
電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 4 | |
FETの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | |
電力 | 変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 3 | |
半導体電力変換装置の原理と働きについて説明できる。 | 5 | |
電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。 | 5 | |
交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴を説明できる。 | 5 | |
電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。 | 5 | |
電力システムの経済的運用について説明できる。 | 3 | |
その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。 | 3 | |
電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて説明できる。 | 5 | |
計測 | 有効電力、無効電力、力率の測定原理とその方法を説明できる。 | 3 | |
電力量の測定原理を説明できる。 | 3 | |