電子制御工学実験

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 電子制御工学実験
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(電子制御工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 各回、各担当教員から資料等を配布する。
担当教員 渡邉 達男,鹿野 文久

到達目標

1.本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験ができる。
2.電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解し、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験ができ、報告ができる。
3.ディジタル画像処理の基礎実験ができ、報告ができる。
4.コンピュータネットワークの基礎技術実験ができ、報告ができる。
5.カオス現象の基礎に関する実験ができ、報告ができる。
6.簡単な3D映像を自ら作成することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験を正確にでき、これに関してレポートで明確に記述できる。本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験ができ、これに関してレポートで記述できる。本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験ができず、これに関してレポートで記述できない。
評価項目2電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解し、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験が正確にでき、報告が明確にできる。電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解し、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験ができ、報告ができる。電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解できず、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験ができず、報告ができない。
評価項目3ディジタル画像処理の基礎実験が正確にでき、報告が明確にできる。ディジタル画像処理の基礎実験ができ、報告ができる。ディジタル画像処理の基礎実験がでず、報告ができない。
コンピュータネットワークの基礎技術実験が正確にでき、報告が明確にできる。コンピュータネットワークの基礎技術実験ができ、報告ができる。コンピュータネットワークの基礎技術実験ができず、報告ができない。
カオス現象の基礎に関する実験が正確にでき、報告が明確にできる。カオス現象の基礎に関する実験ができ、報告ができる。カオス現象の基礎に関する実験ができず、報告ができない。
簡単な3D映像を自ら正確に作成することができ、報告が明確にできる。簡単な3D映像を自ら作成することができ、報告ができる。簡単な3D映像を自ら作成することができず、報告ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
専攻科生に対して、電子制御工学科で学んだ知識、技術の上に、高度な実験を行い、報告を行う。
授業の進め方・方法:
1)ガイダンスで定められた日程に従い、班ごとに担当教員の下で実験を行う。
2)詳細は別途通知する。
3)評価は
1.実験への出席、及び実験態度, 報告書の提出状況、及び内容により評価する
2−6.報告書の内容が、テーマの理解に対して明確に表現されているかどうかで評価する
注意点:
平成30年度開講無し
実験場所や実験方法は、担当教員から指示があるので、それに従い実験を行う事。
授業計画の週は、ある班に当てはまるが、他の班では異なる順番になる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ガイダンスを行う。
2週 ノイズの基礎と測定法(鹿野) 実験内容を理解する。
3週 ディジタル回路のノイズとノイズ対策1(鹿野) 実験内容を理解する。
4週 ディジタル回路のノイズとノイズ対策2(鹿野) 実験内容を理解する。
5週 ノイズの基礎と測定法のまとめ(鹿野) 実験内容を理解する。
6週 スパニングツリーとVLAN(南斉) 実験内容を理解する。
7週 パケットフィルタニングとアドレス変換(南斉) 実験内容を理解する。
8週 予備日 これまでの実験内容を理解する。
2ndQ
9週 暗号化通信(南斉) 実験内容を理解する。
10週 2画像における動体検出(南斉) 実験内容を理解する。
11週 カオス現象の基礎(渡辺) 実験内容を理解する。
12週 カオス現象の解析(渡辺) 実験内容を理解する。
13週 カオス現象の予測(渡辺) 実験内容を理解する。
14週 Shade用いた3D映像の作成と評価(渡辺) 実験内容を理解する。
15週 予備日 これまでの実験内容を理解する。
16週 定期試験は実施しない これまでの内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。5
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。5
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00030070100
基礎的能力0001002030
専門的能力0001003040
分野横断的能力0001002030