概要:
生物化学工学の範囲である、バイオリアクターやバイオセンサーの設計と数値解析について学ぶ。また、生産物の分離精製法について学ぶ。
また,生物化学工学に関する業務を担当していた教員による実務経験を活かした内容となる.
授業の進め方・方法:
講義と演習を組み合わせて行う。
計算問題に関する課題を出し、解答の提出を求める。
注意点:
講義中に計算問題を出して、その場で解答させて学習の達成度を確かめる。
問題や課題の提出は必ず行い、工学的な考えに慣れてもらいたい。
※R5年度以降開講せず
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 分析化学 | 光吸収について理解し、代表的な分析方法について説明できる。 | 4 | |
Lambert-Beerの法則に基づく計算をすることができる。 | 4 | |
化学工学 | SI単位への単位換算ができる。 | 4 | 後3,後4 |
物質の流れと物質収支についての計算ができる。 | 4 | 後3,後4 |
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。 | 4 | 後3 |
吸着や膜分離の原理・目的・方法を理解できる。 | 4 | 後12,後13,後14,後15 |
バッチ式と連続式反応装置について特徴や用途を理解できる。 | 4 | 後9 |
基礎生物 | 代謝、異化、同化という語を理解しており、生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。 | 4 | 後3,後4 |
生物化学 | 解糖系の概要を説明できる。 | 4 | 後2,後4 |
クエン酸回路の概要を説明できる。 | 4 | 後2,後4 |
酸化的リン酸化過程におけるATPの合成を説明できる。 | 4 | 後2,後4 |
嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)の過程を説明できる。 | 4 | 後2,後4 |
生物工学 | 微生物の増殖(増殖曲線)について説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
微生物の育種方法について説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
微生物の培養方法について説明でき、安全対策についても説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
アルコール発酵について説明でき、その醸造への利用について説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
食品加工と微生物の関係について説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
抗生物質や生理活性物質の例を挙げ、微生物を用いたそれらの生産方法について説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
微生物を用いた廃水処理・バイオレメディエーションについて説明できる。 | 4 | 後1,後2 |