物質工学演習

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 物質工学演習
科目番号 0006 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(物質工学コース) 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 「バーロー物理化学(上)第6版」東京化学同人(1999),他分野特になし
担当教員 笹沼 いづみ,渥美 太郎,渥美 太郎,西井 圭

到達目標

1.生物化学:Life Processesについて英語で説明できること。
2.物理化学:物理化学の基本的な問題を解くことができること。
3.有機化学:炭化水素および簡単な官能基を有する有機化合物の化学的反応性,合成方法,関連するスペクトルデータが説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物化学Life Processesについて英語で正確に説明できるLife Processesについて英語で説明できるLife Processesについて英語で説明できるない
評価項目2物理化学物理化学の基本的な問題を正確に解くことができる物理化学の基本的な問題を解くことができる物理化学の基本的な問題を解くことができない
評価項目3有機化学炭化水素および簡単な官能基を有する有機化合物の化学的反応性,合成方法が正確に説明できる炭化水素および簡単な官能基を有する有機化合物の化学的反応性,合成方法が説明できる炭化水素および簡単な官能基を有する有機化合物の化学的反応性,合成方法が説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ③ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
物質工学の基礎部分である生物化学(笹沼担当1から10週)、物理化学(渥美担当11から20週)、有機化学(西井担当21から30週)を演習問題を通して学ぶ.
講義はスライド資料による教授と専用プリントにより行う.
授業の進め方・方法:
1. 授業方法は講義と演習を組み合わせて行う.
2. 授業内容に応じて演習問題を課題として出し,解答の提出を求める.
3.この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートまたは小テストを実施します.
注意点:
担当教官のもとで選定した特定分野やテーマに関する演習問題を課して解答の提出を求める。物理化学は電卓を持参すること。本科で学習したレベルの試験を行う。再試験は行わない。授業の予習と演習の復習、さらに課題を自宅学習として行うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 英語プレゼンテーション(ポスターセッション) 英語プレゼンテーション(ポスターセッション)の構成について説明できる
2週 英語プレゼンテーション(口頭発表) 英語プレゼンテーション(口頭発表)の構成について説明できる
3週 Digestion Digestionについて英語で説明できる
4週 Respiration Respirationについて英語で説明できる
5週 Circulation Circulationについて英語で説明できる
6週 Excretion Excretionについて英語で説明できる
7週 Nervous system nervous systemについて英語で説明できる
8週 Endocrine endocrineについて英語で説明できる
2ndQ
9週 Locomotion locomotionについて英語で説明できる
10週 Life Processesテスト Life Processesについて英語で説明できる
11週 物理化学分野①
気体の物理的性質・テスト
気体の物理的性質に関する演習問題を解くことができる
12週 物理化学分野②
気体の物理的性質・問題の解説
気体の物理的性質に関する演習問題を解くことができる
13週 物理化学分野③
熱力学第一法則・テスト
熱力学第一法則に関する演習問題を解くことができる
14週 物理化学分野④
熱力学第一法則・問題の解説
熱力学第一法則に関する演習問題を解くことができる
15週 物理化学分野⑤
熱力学第二,第三法則・テスト
熱力学第二,第三法則に関する演習問題を解くことができる
16週
後期
3rdQ
1週 物理化学分野⑥
熱力学第二,第三法則・問題の解説
熱力学第二,第三法則に関する演習問題を解くことができる
2週 物理化学分野⑦
自由エネルギーと化学平衡・テスト
自由エネルギーと化学平衡に関する演習問題を解くことができる
3週 物理化学分野⑧
自由エネルギーと化学平衡・問題の解説
自由エネルギーと化学平衡に関する演習問題を解くことができる
4週 物理化学分野⑨
溶液,相平衡・テスト
溶液と相平衡について,関連する演習問題を解くことができる
5週 物理化学分野⑩
溶液,相平衡・問題の解説
溶液と相平衡について,関連する演習問題を解くことができる
6週 有機合成、高分子合成等に関する演習問題1 有機合成、高分子合成等を理解する
7週 有機合成、高分子合成等に関する演習問題2 有機合成、高分子合成等を理解する
8週 有機合成、高分子合成等に関する演習問題3 有機合成、高分子合成等を理解する
4thQ
9週 有機合成、有機金属錯体合成等に関する演習問題4 有機合成、有機金属錯体合成等を理解する
10週 有機合成、有機金属錯体合成等に関する演習問題5 有機合成、有機金属錯体合成等を理解する
11週 有機合成、有機金属錯体合成等に関する演習問題6 有機合成、有機金属錯体合成等を理解する
12週 有機合成、触媒反応等に関する演習問題7 有機合成、触媒反応等を理解する
13週 有機合成、触媒反応等に関する演習問題8 有機合成、触媒反応等を理解する
14週 有機合成、触媒反応等に関する演習問題9 有機合成、触媒反応等を理解する
15週 有機合成、触媒反応等に関する演習問題10 有機合成、触媒反応等を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力化学・生物系分野【実験・実習能力】有機化学実験加熱還流による反応ができる。3
蒸留による精製ができる。3
吸引ろ過ができる。3
再結晶による精製ができる。3
分液漏斗による抽出ができる。3
薄層クロマトグラフィによる反応の追跡ができる。3
融点または沸点から生成物の確認と純度の検討ができる。3
収率の計算ができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000