建築高機能材料工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築高機能材料工学
科目番号 0004 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 川上 勝弥

到達目標

1.建築用高機能材料について、その特徴及び使用上の留意点を理解し、自らの判断により説明できること。
2.興味のある素材を題材とし、建築材料としての適否を説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築用高機能材料について、その特徴及び使用方法について、知見を盛り込み説明できること。建築用高機能材料について、その特徴について説明できること。建築用高機能材料について、その特徴について概要を説明できること。
興味のある素材を題材とし、建築材料としての適否を根拠を持って説明できること。興味のある素材を題材とし、建築材料としての適否を説明できること。興味のある素材の特徴を説明できること。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築基準法が求める程度の性能を有する建築物を構築する建築材料よりも高品質な材料を高機能建築材料と位置づけ、コンクリートを例として講義する。各種再生資源を有効利用した建築材料の開発に向けた基礎知識を講義する。建築材料として利用可能な素材を選定してその特性について把握し、その可能性について考察する。
授業の進め方・方法:
授業は、担当教員による講義と受講生が調査した成果のスライドによる発表により行う。
注意点:
建築材料の選定には、材料の特性以外にも構工法、法的規制、環境対策等の要求があることを理解すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築高機能材料とは-高機能材料、新素材(講義) 建築材料としての高機能材料・新素材の概念について理解する
2週 建築用新材料-構造用新材料(講義) 建築構造材料について理解する
3週 建築用新材料-高強度コンクリート(講義) 高強度コンクリートについて理解する
4週 .建築用新材料-高機能コンクリート(講義) 高機能コンクリートについて理解する
5週 土の建築材料としての新しい利用(口頭発表) 建築材料としての土について理解する
6週 建築用高機能材料-プラスチック(口頭発表) 建築材料としてのプラスチックについて理解する
7週 建築用高機能材料-木材(口頭発表) 建築材料としての高機能性木材について理解する
8週 建築用高機能材料-ガラス(口頭発表) 建築材料としてのガラスについて理解する
2ndQ
9週 建築材料中の有害物質(講義) 建築材料と有害物質との関係について理解する
10週 環境適合型材料-再生資源(講義) 建築材料と再生資源との関係について理解する
11週 環境適合型材料-リサイクル材料、環境基準(講義) リサイクルされた材料と環境基準との関係について理解する
12週 興味ある素材の建築材料として利用の可能性について-調査・分析〔その1〕(口頭発表) 興味ある素材について建築材料の観点から調査・分析する
13週 興味ある素材の建築材料として利用の可能性について-調査、分析〔その2〕(口頭発表) 興味ある素材について建築材料の観点から調査・分析する
14週 興味ある素材の建築材料として利用の可能性について〔その1〕(口頭発表) 興味ある素材の建築材料としての使用法を提案する
15週 興味ある素材の建築材料として利用の可能性について〔その2〕(口頭発表) 興味ある素材の建築材料としての使用法を提案する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系材料建築材料の特徴・分類を説明できる。4
建築材料の要求性能について理解している。4
木材の種類について説明できる。4
種類と用途について説明できる。4
構造と組織について理解している。4
木材の成長と伐採・製材について説明できる。4
物理的性質について説明できる。4
等級に応じた傷(節など)について説明できる。4
耐久性(たとえば腐れ、枯渇、虫害など)について理解している。4
耐火性について理解している。4
木材製品(集成材、積層材など)について理解している。4
セメント・コンクリートの歴史について理解している。4
セメントの製造方法について理解している。4
セメントの化学成分や組成について理解している。3
セメントの物理的性質について理解している。4
セメントの種類・特徴について説明できる。4
コンクリート用骨材の種類・性質について理解している。4
混和材(剤)料の種類と特徴について理解している。4
コンクリートの調合計算ができる。4
フレッシュコンクリートの性質について説明できる。4
コンクリートの強度(圧縮、引張、曲げ、せん断)の関係について説明できる。4
応力とひずみの関係について説明できる。4
弾性係数の意味について説明できる。3
クリープ現象と構造物に対する影響について理解している。3
乾燥収縮について理解している。3
中性化現象と鉄筋の腐食の関係について説明できる。4
凍害現象と抑制方法について説明できる。4
塩害現象と抑制方法について説明できる。4
アルカリ骨材反応現象と抑制方法について説明できる。4
耐火性(高強度のコンクリートでの爆裂防止も含む)について理解している。4
各種(暑中・寒中など)特殊(水密、高強度など)コンクリートの性質について理解している。4
コンクリート製品(ALC、プレキャストなど)の特徴について理解している。4
製鉄の歴史について理解している。4
鋼材の製造方法について説明できる。4
鋼材の組織・組成について理解している。4
鋼材の性質について説明できる。4
鋼材の腐食と抑制方法について説明できる。4
建築用構造用鋼材の種類・性質について説明できる。4
建築用鋼製品(丸鋼・形鋼・板など)の特徴・性質について説明できる。4
非鉄金属(アルミ、銅、ステンレスなど)の分類、特徴について理解している。4
石材の種類・性質について理解している。4
石材の使用方法について説明できる。4
屋根材(たとえば和瓦、洋瓦、金属、アスファルト系など)の特徴と施工方法について理解している。3
タイルの種類、特徴および施工方法について理解している。4
ガラスの製法、種類、性質について理解している。4
断熱材料の熱的性質、種類について理解している。4
塗料の種類に応じた下地、使用環境などの適合性について理解している。4
2次製品壁材(たとえばALC、コンクリートプレキャスト板など)の種類と性質について理解している。4
内装用ボード(たとえば繊維板、パーティクルボード、石こうボードなど)の特徴について理解している。4
左官材料(モルタル、しっくいなど)の特徴と施工方法について理解している。4
床の仕上げ材料(カーペット、フローリング、レベリング、長尺シート等)の種類と特徴について理解している。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力0300003060
専門的能力0200002040
分野横断的能力0000000