環境デザイン論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境デザイン論
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 栃原裕編「生活環境の快適性」アイ・ケイ・コーポレーション
担当教員 佐藤 篤史

到達目標

1.環境工学および建築設備の知識をベースとして、人間にとっての環境のシステムを説明できる。
2.環境デザインを理解し、建築設計に応用できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境工学および建築設備の知識をベースとして、人間にとっての環境のシステムを明確に説明できる。環境工学および建築設備の知識をベースとして、人間にとっての環境のシステムを説明できる。環境工学および建築設備の知識をベースとして、人間にとっての環境のシステムを説明できない
評価項目2環境デザインを理解し、建築設計に適切に応用できること。環境デザインを理解し、建築設計に応用できること。環境デザインを理解し、建築設計に応用できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ⑤ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科で学習した環境工学を発展させ、人間-環境系の視点より建築を取り巻く自然環境をとらえる。
授業の進め方・方法:
各自が与えられたテーマに対してプレゼンを行い、そのプレゼンに基づき議論・討論を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 生活環境と健康問題
建築物に関わる健康被害について
建築物による健康被害を理解する。
2週 2. 熱環境と快適性(その1)
人体の熱収支、恒常性
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
3週 3. 熱環境と快適性(その2)
各種の温熱指標
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
4週 4. 空気環境と人間の健康 授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
5週 5. 光環境・色彩心理 授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
6週 6.都市環境と社会生活 授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
7週 7.音環境 授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
8週 8.中間レポート これまでの内容から自身でテーマを見つけてレポート化する
2ndQ
9週 9.被服と建築環境
被服の文化的役割と断熱・保温性能
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
10週 10.生活空間の環境(その1)
高層住宅への居住、都市の生活
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
11週 11.生活空間の環境(その2)
入浴・睡眠環境
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
12週 12.福祉と環境(その1)
高齢者の温熱環境・暖冷房
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
13週 13.福祉と環境(その2)
環境から見たユニバーサルデザイン
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
14週 14.快適なオフィス環境
グリーンオフィスの計画
授業内容に即したテーマを独自に整理し、プレゼンを行う能力を身につける。
15週 15.期末レポート これまでの内容から自身でテーマを見つけてレポート化する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000