建築耐震設計論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築耐震設計論
科目番号 0006 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 1.日本建築士会連合会「新しい耐震設計の手引き」、東京建築士会、1981年 2.国土交通省住宅局建築指導課他「2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書」、全国官報販売協同組合 3.国土交通省住宅局建築指導課他「2001年版 限界耐力計算法の計算例とその解説」、工学図書株式会社、2001.3
担当教員 本多 良政

到達目標

1.地震時の建物の挙動を説明することができる。
2.過去の地震による被害と被害の要因を説明することができる。
3.耐震設計体系の概略を説明することができる。
4.耐震設計法の考え方について説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地震時の建物の挙動について明確に説明できる地震時の建物の挙動について説明できる地震時の建物の挙動について明確に説明できない
評価項目2過去の地震による被害と被害の要因について明確に説明できる過去の地震による被害と被害の要因について説明できる過去の地震による被害と被害の要因について明確に説明できない
評価項目3耐震設計体系の概略について明確に説明できる耐震設計体系の概略について説明できる耐震設計体系の概略について明確に説明できない
評価項目4耐震設計法の考え方について明確に説明できる耐震設計法の考え方について説明できる耐震設計法の考え方について明確に説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
新耐震設計法の概略を学ぶ
授業の進め方・方法:
授業方法はゼミ形式とする。
毎回、トピックに関する内容を要約し、代表者に説明してもらう。
注意点:
1.受講生が資料調査結果の発表および内容を補足する授業方式とする。
2.耐震設計に関するテーマを決め、テーマに関する知見をまとめる課題を出題する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築物の耐震設計
耐震設計論の概略を理解する
2週 震害等の実例から得た耐震についての教訓-1 地域による揺れやすさについて理解する
3週 震害等の実例から得た耐震についての教訓-2
規模や形状による揺れやすさについて理解する
4週 耐震法規改正の背景 法規改正の経緯を理解する
5週 建物の耐震設計 耐震設計の考え方を理解する
6週 建物に作用する地震力 建物に作用する地震力を理解する
7週 耐震設計法の考え方 耐震設計法の流れを理解する
8週 設計の進め方 構造計算の手順を理解する
4thQ
9週 一次設計の進め方-1 1次設計の進め方を理解する
10週 一次設計の進め方-2 地震力の算定方法を理解する
11週 二次設計が必要な建物 2次設計の進め方を理解する
12週 保有耐力の確認が必要な建物-1 構造特性係数を理解する
13週 保有耐力の確認が必要な建物-2 形状係数を理解する
14週 限界耐力計算法の考え方 限界耐力計算法の概略を理解する
15週 耐震設計に関する課題レポートの発表 耐震設計法についてまとめた発表内容を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00008020100
基礎的能力0000000
専門的能力00008020100
分野横断的能力0000000